画質的には、フィルムカメラの優位性というのはもはやないと思う。
2015年現在。解像度、ダイナミックレンジ、色再現性ともデジカメの方が優れている。
ましてや、クラシックカメラでの撮影となると、完全に趣味の領域だ。
でも時には、クラシックカメラで写真を撮りたい。
それは、クラシックカメラ自体を使ってみたいという欲求と、フィルムならではの画像の味わいを楽しみたいという事だろうか
3ヶ月ぶりくらいに、ツァイスイコン「コンテッサ」を使って写真を撮ってみた。
1950年くらいに製造されたスプリングカメラで、折りたたむとポケットに入るような大きさとなる。
フィルムはコダックのUltraMax400を使った。200円くらいで手に入るものだ。
![]() | ![]() |
ボケは、フィルムの粒状感と相まって独特の物となる。
太陽が入るとフレア気味の写真となるが、そんな時は多少Photoshopでいじってある。
(少しだけ、暗部を締めてコントラストを上げる程度)
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
野川は東京多摩地区の湧き水の川で ザリガニやメダカ、どじょうなどたくさんの生物が採れます。
![]() | ![]() |
「コンテッサ」は、距離計、露出計等が内蔵されながらとてもコンパクトなカメラです。
![]() |
同じフィルムカメラなら M型ライカなどの方がレンズが優秀な為、良く写るが、「コンテッサ」は、これはこれで良いカメラとも思います。
スプリングカメラに興味がある方は、是非この「コンテッサ」かドイツ・コダックの「レチナ」がお勧めです。
レチナは以前、レンズ(クセノンf2.0)だけ使った事があるが写りはこれより良く写るかもしれません。