フィルム写真 2015年冬 | norimのブログ

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土日は、訳あって近所の公園を周回している。
もうそろそろ梅の季節なので、「郷土の森」「神代植物公園」「小金井公園」を周っている。車で行くので、デジカメはもちろんだが、フィルムカメラを持っていく事も多い。

最近は、バルナックに凝っていたので、暫くは、ライカII型かIIIcを持って歩いた。
レンズを探していたので、いろんなレンズを取っ替え引っ替えしていた。
そんな事もあって、久しくM型ライカを使ってなかった事を思い出し、先週久しぶりにライカM3にズミクロン50mmをつけて写真を撮って、それを自前でスキャンしてみた。

「ああ、もっと早く撮っていればよかったな。」
自前でスキャンするのは、とても面倒なのだが、近所のDPEでCDに焼いてもらうのとはやはり出来が違う、ホワイトバランスを好みに合わせられるからだ。
デジカメと違い、フィルム写真は、ホワイトバランスが撮影時には調整されず、現像時に現像屋で適当に調整されるので、ちゃんと合っていることはまずない。
ホワイトバランスの調整されたフィルム写真は、想像以上に良いものだった。
(とは言え、自分の記憶と好みで合わせてはいるのだが)



まず色の感じ。この小金井公園内の「江戸たてもの園」の風景はとても見慣れた景色で、目にも焼き付いているのだが、この色の感じは、今まで撮ったどのデジカメの写真よりも本物に近い気がした。
また、左上の写真は、WEB容量の都合で1600x1071のサイズにリサイズしているが、真ん中に青い住所表示のプレートがあるのがわかるだろうか?


今更、ズミクロンの分解能について実験する気はなかったのだが、
スキャンしていて、フィルムでも凄いんだなと実感した。




上の二枚の、家の板張りの感じも良いと思う。

この土間はとても暗くて、ISO100のフィルムだとシャッター速度は1/25以下だったはずだ。
M3のシャッターはとても軽やかで、それくらいではブレない。


もう1つ発見したのは、この初代固定胴鏡ズミクロンのボケは元々あまり評判はよくなかったのだが、フィルムで撮ると、少しやわらかくなる感じがする。
これは、フィルムの粒状性がボケをよくしているのかなとも感じた。少しデジカメと違う気がする。

次は、「郷土の森」の写真を少し



先週の土曜日の状態だが、梅の花がかなり咲いてきました。
今年はちょっと遅かったけど、来週くらいからは東京でも見頃となるでしょう。

(ライカM3 + DRズミクロン50)