皆さんこんにちは。
バス釣りハイシーズンなので、有給休暇を取得して普段なかなか足を向けないフィールドへも行きたいと思いながらも、仕事の案件が軒並み佳境につき、なかなか実行に移せていないノリマツです
たとえば津久井湖なんかにフラッと遊びに行きたいのですが、一昨年(去年は行けず)に2~3度行った時の記録や印象を踏まえると、やはりアフター~回復の6月に行くのがもっともハードルが低いと感じています。
なので、6月に行きたいのですが、、、土日は家族の都合もあってなかなかまとまった時間を確保できないので、どうしても(比較的)近くの川でお茶を濁す感じになってしまい、気づけば遠征できず
といった具合で、このままでは去年のように行けずじまいになってしまいそうです
状況的に遠征は難しそうなので、今朝も出社前にありがたいことにレギュラーに通わせていただけている鶴見川へ行ってまいりました( ・ω・ )/
●6/19(水)
天気:晴れ
気温:18℃~
水温:19℃~
風:無風
今日のタックル
①スピニング:L PE0.5号+リーダー ナイロン8ld (トップ) ⇒ Lフロロ4ld (ジグヘッドワッキー、ダウンショット)
②ベイトフィネス:L フロロ8ld (ラバージグ)
③ベイト:M フロロ14ld (スピナベ、クランク、フリーリグ)
本日の潮:大潮 (白線の時間帯)
●AM4:10
今日はいつものエリアを避けて久しぶりなポイントからスタート。
理由は、前日の大雨☂️
夜から小雨に変わったため、ダム治水が無い鶴見川では水位の回復が早く、さほど増水してはいないと予想していたのですが、濁りは強いはずです。
現場を確認すると、、案の定土茶濁り💦
ただ、、、これまで何度か大雨の次の日の釣行をしてきましたが、あまりいい思いをした記憶がありません
あまりにも濁りの日に釣れないので、いい加減原因を分析して対策を取らねば楽しむものも楽しめません
まぁ、もっとも、濁りの強い日の釣りは避ける、というのも一つの答えではあるのですが
ただ、雨が多くなるこの時期は特に、こういった濁りの影響も織り込んで釣りをせねば、かなりの機会損失になってしまう気がするので、何とか難しい濁りコンディションを攻略したいところです🔥
というわけで、濁りが強いときには、いつものエリアが弱いんだろうということに2~3年かけてようやく気付くことができたので、濁りの日は濁ったなりのバイアスを利用して、大潮の下げも重なって強くなっている流れを避けて身を寄せやすいポイントを重点的に狙ってみよう、と思った次第です
さて、実釣に戻ります。
というわけで、1か所目は本流の水が流れ込まないマンメイドストラクチャーが絡む小場所。
狙いどころは狭いですが、まずはやる気のある個体が付いていれば、と期待してスピナベを巻きます。
反応が無いので、スローダウンしてウィップクローラーのジグヘッドワッキーを投入。
最後にボトム意識のバスの可能性を考慮してラバージグでチェック。
これらはいずれも、あまり普段のコンディションでは私が多用しないルアーですが、共通点は水押しの強さです
濁りのセオリーどおりではありますが、これだけ濁っていると、バスの視界もボヤけるので、ナチュラルに見せて食わせるなんて繊細なことは不要で、意識しているスピードとレンジさえ合わせて気づいてもらえれば比較的簡単に口を使ってくるはずです。
むしろ気づいてもらいにくいナチュラルな弱い波動は不向きで、少々形がいびつであってもなるべく強い水圧をグイグイと出せるルアーの方が釣れる気がします。
なので、今日は基本的に、強めの巻き⇒ワッキー⇒ジグのルアーローテーションで、濁りのバイアスがかかってこそサカナが身を寄せそうなめぼしいピンポイントをランガンする作戦です
●AM4:45
一か所目で反応がなかったので早々に移動してきました。
ここも一か所目より少し広めで、似たような条件の場所。
ただ、ここは水位が高いうちがねらい目なので、潮位が下がる前に早めにチェックをしておきたいところ。
久しぶりに訪れましたが、以前の目視やボトムのチェックの記憶を頼りに、深みが絡むピンをダウンショットワッキーでチェック。
反応が無いので、もう少し広めのポイントへプチ移動して、まずはスピナベ。
次にクランク。
流れが巻いているところに、地形変化とブッシュが絡んでいるので、もう少しブッシュの近くをスローに誘ってみるべく、次はラバージグ(3.5g)。
今日のトレーラーは、エスケープチビツイン。
自重(遠投性)やフォール時の姿勢や水噛み(スローフォール)ならドライブクロー3インチの方が優秀なのですが、今日は水押しを重視したいのでツメが大きく水を噛むこのタイプの方が良さそうと思って選択。
ジグストなんかもできてゆっくりした巻物チックにも使えますし
地形変化があるあたりのブッシュに絡めながら、見つけておくれ!という気持ちで、パンパンとボトムバンプ気味にスイミングしてくると、
ん!??
なんか急に巻き心地が重くなってラインが走って生命感を感じるぞ
オートマチックに⇒ノリました(=゜ω゜) ノ
まったくフッキング動作していないので掛かりが甘いかもしれない💦
バレないように早めに寄せて、なんとかよせてきてネットイン
しかし、ネットが浅くて魚体が漏れ出そう
仕方ないのでネットが下を向くように、ランディングシャフトを垂直にもって、グイーっと持ち上げランディング
ポキっ(・_・;)・・・
お、、、お、、、、、
折れたー
やらかしました。。。ランディングシャフト折れ
でも、ネットから飛び出ても以前としてまだバスはついている模様
折れたのが割と手元側だったので、うまくそこを避けながら再びシャフトを伸ばしてネットイン
今度は慎重に垂直にして手繰り寄せてなんとか無事ランディング
と、思ってバスを置いてシャフトを片付けていたら、バスが暴れて再び落下⇒落水
さすがにフックオフだろう。。。
と、思ったらしぶとくまだついているので、今度は改めてしっかりキャッチ
ランディングシャフトの殉職と引き換えに捕獲
47m、1600g
ジグを丸のみだったため、偶然にもオートマチックフッキングが良いところにガッツリかかってバレない感じで助かりました
それにしても、ランディングシャフト。。。
先代のランディングシャフトギア350が故障したので、今年の初めにランディングシャフトギア450を買い直し、半年も経たずに扱いが悪く破損。。。
折れた1節を潰して、ランディングシャフトギア400(4m)くらいの短め仕様にリペアして使うしかないかな
●AM6:00
先ほどのポイントは、デカバス1匹が差していただけらしく追加での反応をもらえませんでした
良いポイントなので粘っていればまた入ってきたかもしれませんが、潮位が下がってきたのが気になるので、あまり期待できないとわかってはいるものの、念のためいつものエリアへ移動して一通りのポイントをチェックします
いつものエリアは濁り時の実績が少ないとはいえ、ここでもなるべく強い流れを避けられるポイントを中心に意識して回ります。
巻物があまり有効でないので、ジグヘッドワッキー(1.8g)やラバージグ(3.5g)が流されすぎるところでは、ドライブビーバー4インチのフリーリグ(7g)も併用。
適材適所でルアーローテしながら撃って回るも、やはりいつものエリアは濁りに弱いらしく反応なし。。。
●AM7:30
日が高くなり暑くなってきたところで、濁っているのでまだ攻められそうではあるものの、いつものエリアは釣れる気がしないので早めに終了
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河川で釣りがメインの私にとっては、梅雨時期や秋の台風や長雨の時期はどうしても雨による増水や濁りの影響を避けていると、いいシーズンに釣りをする機会が減ってしまいます
比較的穏やかな日を中心に釣りをしていると、どうしても濁りは異常状態で、普段している釣りが通用しないので⇒濁りは釣れない、という意識になって、濁りは苦手なんだよなぁ。。。という方も、少なくないのではないでしょうか??
特にフィネスな食わせの釣りが得意で、そういった釣り出ないとバスが反応してくれなかった経験があるという方は、バスも見えない状況ですし、特にそうだと思います。
かくいう私も、濁りは苦手でした
濁りの日は、強い釣りを
というセオリーの元、クソ高い新品のハードルアーをとにかく巻く!!
→釣れない。。。。
おまけにキャストミスや根掛かりでロスト
なんてことがあったら、なおさら濁りはイヤ
って気持ちになるのもわからなくもありません。
ただ、濁りは苦手だから、、、といって避けているともったいない状況でもあると思います
濁っているからこそバス(特にデカバス)のジャッジが甘くなるので、濁っている日はデカバスチャンスなのです
強いルアーを使うというのは確かにそうで、ハードルアーが活躍しやすい状況ではありますが、適材適所だと考えています。
巻きが効きそうなところは波動の強いルアーを巻き、点で攻めたら、横の釣りでもスローで誘った方がよさそうなら水押しの強いワームやジグを併用するのが現実的だと思います。
加えて、アプローチの方針はそういった水押しの強さを重視しますが、実はより大切なのはポイント選びだと思います。
濁りの日は、そもそもバスのエサとなるベイトフィッシュ、エビ、ギルなどが軒並みストラクチャー周り(特に岸際)に寄りたがるので、そういったストラクチャーがあり、かつ強すぎる流れがある場合は、それを避けられるポイントを選ぶことです。
このバイアスのせいで、濁っている日は釣れる場所が限られてきますし、平常コンディションで実績のあるようなポイントでの反応が薄くなるので、濁りの日はポイントに偏りがあるという意識をもっていないと、これまた居ないところにアプローチしている可能性が高くなって、釣れない⇒濁りは苦手。。。
と、なりがちなんだと思います。
濁りの日は、バイアスのかかった狙いどころ選択+水押しを意識したルアー選択のアプローチを意識することで、魚影が決して濃いとはいえない鶴見川なんかでも、むしろ平常時よりも高確率でやる気のあるデカバスに出会えるかもしれませんよ
皆さんも、くれぐれも増水した川では無理をしない範囲で、濁りの状況を楽しんでみてはいかがでしょうか
それでは、また。
乞うご期待。