皆さんこんにちは。
いよいよ年度末が迫っており、仕事の都合と上司の顔色と使い切らないと消滅してしまう有給休暇を消化するタイミングを伺うのにちょっと神経を使っているノリマツです
私の職業柄、カレンダーで繁忙期が決まることはなく、年度区切りで納期があるような仕事もほとんどないので、中・長期的なノルマを達成できるようなアウトプットを出すように仕事をしていれば、いつでも休みを取ろうと思えば取れるのですが、なんとなく短期間に集中して有給休暇を取得すると、上司から如何わしい目線を送られているような気がするのです。。。
日本生まれ、日本育ちの勤勉文化な社風ではいたしかたないのでしょうが、システムだけでなく、風潮も含めて、各人の任意のタイミングで有給休暇を取得できるようにしてほしいものです。
さて、その有給休暇を使って⇒(家族には仕事に出かけた体でw)釣りに出かけたいのですが、この時期は三寒四温、晴れ/雨が入れ替わって季節が進んでいくので、日によってコンディションの良し悪しの差が大きく、もちろん釣れる釣れないはウデや運の要素も大きいですが、日を間違えてしまうとせっかく有給休暇を取得したのに・・・と、落胆する結果になるリスクもあります
というわけで、(天気を読み違えない程度に)早すぎず、(上司や同僚に不信感を与えない程度に)遅すぎないタイミングを見計らって、今週の月曜の朝イチに、
「3/27(水)有給休暇をいただきます」
と宣言をし、ありがたいことに私に合わせて同じタイミングで有給休暇を取得してくださりガイドをしてくださるというOTさんのご厚意にあやかって、兼ねてより伺いたかったOTさんの地元にある野池へ遊びに行かせていただきました(・ω・)/
●3/27(水)
天気:晴れ
気温:6℃~16℃
水温:計測せず
風:北3m~南西3m~無風
今日のタックル
スピニング①:フロロPE0.5+フロロ8ld(ノーシンカー、バイブレーション、ジグヘッドワッキー)
ベイトフィネス:フロロ8ld(ノーシンカー)
ベイト:Mフロロ12ld⇔14ld(ノーシンカー、バイブレーション、スピナーベイト、ラバージグ)
●AM5:30
(表面上は仕事にでかけているので)いつもの原付で、遠路はるばる自宅から1h+αかけて、OTさんの地元までやってきました。
コンビニでTさんと落ち合い、いざ野池へ
実はこの野池、2月の中旬にも朝イチの短時間だけOTさんに案内を受けて、紹介してもらって訪れたのですが、その時は生命感も感じず、もちろんバイトもなく、結果的にフィールドの様子を下見した形でした。。。
前回訪れた際には、長靴で臨んだのですが、いかにも野池らしく岸際にキャストを妨げる植物が多いことから、少々立ちこんで足場を確保したほうがやり易いのでは??と感じたので、今回はウェーダーを着用で臨みます
さて、前日はまとまった雨が降っていたので、その影響がどう出るか・・・
OTさんによると、普段よりも明らかに濁っているとのこと。
さらにOTさんの予想では、AMは北風予報で、雨の冷えも食らっているだろうから、陽が水を温める昼あたりに時合がありそう??
ということなので、朝は様子を見ながらまったりスタート。
普段の水温との比較がわからないのですが、おそらく冷えをくらっている影響もあるだろうと考えて、初めはお得意のヤマセンコー4インチのノーシンカーでライトカバー周りを中心に撃ちながら、ジャークを入れたりして気づかせてバスからの反応を探ってみます。
と思っていたのですが、ほどなくして、
バシャ!!
対岸付近でボイルが頻発!!
どうやら冷えによる低活性は気にしなくて良さそうです。
全体的に浅い池なのですが、濁りによって警戒心が解かれている分、どうやら雨の影響はプラスに働いていそうです。
今日を有給休暇に指定してよかったかも!?(⇒であれば、あとは釣らねば💦)
ボイルのあったあたりに移動してセンコーをジャークして誘うと、文字通り噛まれてひっぱられたようなバイト!!
⇒しかし フックポイントが出ずのショートバイト💧
程なくして、対岸に残っていたOTさんにヒット!!
⇒ランディング目前でバレてしまったようです
ヒットルアーはレベルバイブブースト(7g)。
浅い水深の中、トレブルフックに底藻が絡んでしまうのを上手く回避させるように速巻き。
この池ではこの釣り方が強いとのこと。
ただ、私には底藻をうまく躱して巻いてこれるスキルがなく、速巻きで食ってくるイメージがわかないので、ひきつづきウィードレス性能の高いセンコーを続けることに。
しばらくして、こちら岸に移動してきたTさんにまたもヒット!!
今度は無事に45upのナイスバスをキャッチ!!
さすがです!!
ヒットルアーは、同じくレベルバイブブーストの7g速巻き。
一方私のセンコーは、甘噛み以降バイトすらなし。。。
さすがに、これは素直にハマっている釣りを実践させてもらうべきだろう
ということで、私もレベルバイブブーストを使った釣りに切り替えることに
手持ちのレベルバイブブーストが5gしかなかったのですが、なんとOTさんが7gのおすすめから―を譲ってくださり、それを使って開始
・・・・・・あの、、、
やっぱりどうしても藻が絡んでうまく巻けないんですけど💦
えー??そんなに難しい??
と、当たり前のように藻の絡みを回避して巻いているOTさんからコツを聞いてやってみるも、一向に藻の絡みが取れない。。。
●AM8:00
朝イチからいい風が吹いていて、濁りも入っていて、活性もあって、絶好の巻き巻きチャンス!!
という時合いが続いている雰囲気の中、一向に絡む藻の問題を解消できないまま2hほどが経過。。。
タックルの問題じゃないか??
と疑ってOTさんに私のタックルで実践してもらったところ、普通にできる、とのことナンダト
やはりスキルの問題であることが明白になったところで、キャストミスをやらかし、ゆずっていただいたブーストの7gをロスト・・・
FGノットから髙切れしてしまったので、もしかしたらリーダーは長めのほうがいいかも??というOTさんのアドバイスも踏まえて、長めにリーダーを結び変え、ありがたすぎるご厚意で、さらにOTさんからもう一つ7gのブーストを譲っていただき、再開
プチっ・・・
不慣れな長めのリーダーにしたことで、キャスト時にガイドにFGノット連結部を力強くこすってしまったらしく2投目で高切れしてロスト・・・
譲っていただいたブーストを立て続けに2つもロストしたことが申し訳なさ過ぎて、もう7gのブーストを使うことはあきらめて、手持ちの5gのブーストへ切り替え。
(※実はこの5gも、先日OTさんがプレゼントしてくれたものです!!神過ぎる!!✨)
5gに切り替えると、、、
沈みが緩和された分、これまで絡みまくっていた藻が絡まないで巻いてこれるようになり、手元にウォブルを感じるぞ!!
と思った矢先に、ググー
そのまま⇒ノリました(=゜ω゜)ノ
感動の野池バス!!
36cm
苦節2h。。。
奇しくも、立て続けのロストが原因でウェイトが軽くしたことで、コツをつかむことができたところで、さっそく答えが返ってきました
何より、私へのガイドのプレッシャーを感じてしまわれているであろうOTさんの肩の荷を下ろすことができてよかったです
●AM8:30
ヒット後に連発はなく、日も登ってきたということで、OTさんから提案でカバー撃ちの要所を案内してもらうことに。
濁りがあってカバーに寄るかも??と期待して回って撃つも、どこもお留守だったらしく反応なし。。。
しかし、もう少し季節が進んだり、違ったフィールドコンディションだったらここも良さそうなので、また次回以降の釣行で結果を出してみたいところ。
●AM10:00
十分場も休まっただろうということで、カバー撃ちから再びオープンウォーターに戻り、ブーストの釣りを再開。
と、ここで朝のOTさんの釣果と先ほどの私の釣果をインスタグラムのストーリーで閲覧してくださったMTさん(普段は多摩川メインの方)も、野池が気になったらしく遠路はるばるやってきて緊急参戦
3人でにぎやかに釣りをすることに
当然、これまでの様子を加味すると、MTさんにやってもらいたい釣りも、ブーストの釣り。
ということで、MTさんもOTさんからレベルバイブブーストを譲っていただきスタート!!
・・・が、案の定、朝の私と同じく藻が絡んでしまってうまく巻けないとのこと(^^;
やっぱり、そうだよね。。。
OTさんがコツをレクチャーするものの、いかんせんOTさんは手馴れすぎてしまっているためか、感覚が卓越しすぎていて、ブーストの釣り初心者のMTさんにはうまく伝わらず、一向に藻の絡みを回避できない模様
はい、、、ワタシ、MTさんの気持ち・状況、よ~くわかります
ということで、OTさんの代わりに俄かにコツをつかみ始めたかもしれない??私がレクチャー。
キャストして、ボトムまでつけて(というか浅すぎて勝手についてしまう)、最初は藻がトレブルフックに絡んでいるだろうから、ショートピッチのリフト&フォールのようにしゃくりあげて、藻を振り落とすイメージで、一瞬だけラインテンションを抜いて、すぐに巻き始める。
うまく振動を感じなかったら、うまくいくまでもう一回ショートピッチでその所作を繰り返して、泳ぎだしの振動をブルッと感じ始めたら、沈ませないように速巻きです!!
ググー
巻きアワセで追い合わせて⇒ノリました(=゜ω゜)ノ
まさかの解説フィッシュ
41cm、1030g
絡みまくる藻に悪戦苦闘しながら、本当にこんな速巻きで釣れるのか??
と、先ほどまで私が感じていたのを時間差で感じているMTさんの疑念を振り払うタイムリーなサカナでした
昼前になって、風向きが北⇒南西に変わったものの、3m/s程度の風が吹き続けており、OTさんが予言していた昼時合いが来たのかも??
ということで、MTさんにもコツを掴んでいただき、このまま皆でガンガン連発だ!
と意気込んでやるも、ほどなくしてブーストを根掛かりでロストしてしまう(3個目・・・)
依然として藻と格闘しているMTさんと、他の釣りもやりながら探っているOTさんにもアタリはなく、どうやら時合いではなったようなので、夕方に再び訪れることが多いというこの池の時合いに期待を残して、一旦昼休憩がてら昼の間は他の野池に移動することに
●AM14:00
移動した先の池のほとりのあずま屋でお昼ご飯を食べてのんびりしていたら、気づけばこんな時間に💦
できれば、15:00過ぎには最初の池に戻りたいということなので、こちらの池は短時間勝負ということになります。
いわゆるプチリザーバー型で水威信が割とあるタイプの野池。池の面積は最初の3倍程。
時間はないものの、完全に初見でポイントがわからないので、OTさんからざっくりと説明してもらった情報をもとに、まずは池を1周歩いてめぼしいポイントがないか目視チェック。
その中で、気になったオーバーハングにラバージグを吊るしたり、池の最奥のインレットをジグヘッドワッキーやノーシンカーで探る。
居れば喰ってきそうな気配があったのですが、時間帯が合っていないのか、もしくはまだ季節が進み切っていないのか、めぼしいカバー周りではバスからの反応は得られず。。。。
初見にしては及第点という程度まで攻めた感じではあるものの、まだ満足にやり切れた感がなく若干無念ではありますが、手慣れたOTさんもめぼしいポイントで反応がなかったとのことなので、やはりまだ季節が早かったのかも??🤔
やはり河川と違って、水の動きが少ないリザーバー型野池の春の進行は少し遅いのかな?
と感じたところで、そろそろ夕方の時合いかも!!というOTさんからの連絡を受けて、最初の池へカムバックすることに
●AM15:45
予定より少し遅い戻りになりましたが、最初の池に到着。
OTさんの言う通り、山影に西日が遮られて、池全体がシェードになっていて、雰囲気
さっそく、朝の再現をするべくレベルバイブブーストを投入
・・・しかし、既に5gも7gもロストしてしまって手持ちがないので、よくバスフィッシングがわかっていなかった頃に、知識も経験もなく評判だけで購入して後悔していた14gの重たいレベルバイブブーストをここぞとばかりに取り出して代用することに
AMの感じからすると、ウェイトは軽い方が藻に絡まずに巻いてこれるのですが、軽いウェイトがもう無いのでしかたない
OTさん曰く、デカくて重いブーストの方が扱いは難しいものの、デカバスヒット率が高くなる、ということだったので、せっかくなので重ブーストにもチャレンジ積極的にしてみる気になったのも一因です。
普段はベイトタックルでの巻物といえば、しっかり沈めてゆっくり巻けるように、12ldのフロロラインにローギアリールを基調としているのですが、今回は逆に速く巻いて沈めたくないので、エクストラハイギア+太めの14ldフロロのリールで巻きます。
ただ、それでもやっぱり14gはすぐに藻が絡んでしまってやりづらい💦
遠投した先では、いくら速く巻いてもどうしても巻いているうちにボトムをトレースしてしまうので、ちゃんと引けるところまで手前に来てからウォブルを感じさせて巻く。
なんとなくコツを掴み始めたところで、
ググー
ガツンと追い合わせして⇒ノリました(=゜ω゜)ノ
14gでもなんとかアジャストできた
35cm
期待していたサイズアップは叶わなかったものの、購入してからなかなか活躍させてあげることができなかった21スコーピオンDC 151XGを入魂できました
その後は急激に風が止んで夕方の凪モードになり、巻きへの反応が渋くなったらしく、私にもOTさんにもMTさんにもバイトがなく、反応がパタリと止まる。。。
かろうじて高比重でブレイクのあたりを攻めると、弱く引っ張るバイト??が1度だけあったもののもっていかず
●PM18:00
日没終了。
疲れたぁ~~
OTさん、一日お付き合いいただき、的確なガイドで釣果へ導いていただき、ありがとうございました
MTさん、途中から緊急参戦でしたが、一緒にワイワイやれて楽しかったです!!ありがとうございました
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今回の釣行では、最初の池にて、OTさんの十八番であるブーストの釣りを、なんとか形にして釣果をいただくことができましたが、他の釣りが通用しなかったので、次回は他の釣りの可能性も含めて、自分なりの攻略法を見つけてみたいものです。
また、2個所目の池でもバスを釣ってみたいので、また季節が進んで
状況が良くなったら、こちらもリベンジしてみたいところです。
幼少期に静岡県の野池でバス釣りを覚えた私は、3年前に神奈川県でバス釣りを再開しようとした際に、必死に自宅周辺(アクセス1h以内)で行ける野池を探し求めたのですが、悲しいことに皆無でした。。。
結局、デイリーのバス釣りは河川で楽しむしかない環境で、野池での釣りは、正月・GW・盆の静岡県の実家への帰省時に、予定の隙間を縫って短時間でやるしかない・・・
と、思って諦めていたのですが、OTさんのおかげで、自宅から1h+αで、比較的気軽に野池での釣りを楽しめることがわかり、いい感じに課題も残してきたので、今後も定期的に通いたいと思います
ここまで導いてくださったOTさん、重ね重ね本当にありがとうございました
また、行きますのでよろしくお願いします
それでは、また。
こうご期待。