メガソーラーだけでなく、個人で運営することも多い野立低圧太陽光発電所においても、売電期間20年に渡るメンテナンスは、効率化したいですね。
特に雑草対策も、歳老いてからは大変と思います。
費用が合えば以下は朗報です。
記事からざっと計算してみると、サービスメニューは定かではありませんが、初期費用を除く年間メンテナンス費用は、低圧サイズ仮に800平米なら
42円×800=33600円
意外にお安いですね。
雑草問題を専門とする環境ビジネス企業の白崎コーポレーション（福井県鯖江市）は、同社が開発した太陽光発電所専用の雑草管理システムを全国的に展開するため、全国の土木工事会社など10社程度と連携する。
メガソーラーなどの太陽光発電事業が拡大する中で、夏場に雑草が生い茂って発電効率を下げる問題が起きており、合理的な雑草管理で発電効率の確保と、経費節減を両立させるサービスを展開する。
同社は、雑草管理を最適化する「太陽光発電施設専用の雑草管理GUシステム」を開発している。同システムは、太陽光発電所の設置場所に応じた最適なシート工法を選び、雑草が発生する前に予防、解消することが可能という。具体的には、現場の土壌診断から防草シートの敷設、その後の点検まで請け負う。
同社開発の防草シートはポリエステルやポリ乳酸製で、雑草の成長に必要な日光を通しにくく、破れにくいことが特徴。雑草が生えやすいパネル直下用など用途別に４種類ある。同シートは、紫外線にさらされても約10年の耐久性があるという。料金はシート代や施工料を含めた初期費用が１平方メートル当たり1200円で、管理料金は同年42円。定期的に草刈りをした場合より10年間で約２割安くなる。
同社では、今後、約２年かけて、全国で10社程度の土木工事会社や造園会社などを協力会社にし、各地で施工や管理を担えるようにする計画。土壌などの調査に当たっては同社や造園業者、雑草学の専門家らで組織するＮＰＯ法人「緑地雑草科学研究所」が協力する。