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今回も成年後見制度について書いてみます。
成年後見制度は２種類あります。
１つが法定後見で、これは認知症などで判断能力が低く
なっている人を対象にして家庭裁判所の監督下で行われる
支援です。郵便局や銀行からお金を引き出す場合には
本人が認知症などになっていないことが前提です。
認知症になった場合は金融機関から後見人をつけるよう
求められます。配偶者や子供、親や兄弟などが家庭裁判所に
申立てを行い、その家庭裁判所が誰を後見人にするか
決定します。申し立ての時にだれが後見人になるかを
記載する欄がありますので、そこに記載された人は後見人に
決定されやすくなります。
しかし必ずしも希望通りになるとは限りません。
あくまでも家庭裁判所が総合的に判断してということに
なります。
もう一つが、任意後見で、こちらは法定後見とは異なり、
まだ認知症等になっていない段階で、後見人を決めておく
というものです。
以上、成年後見制度について書いてみました。
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