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今回も、遺産分割協議について書いてみます。
相続人同士が話し合って妻が家を譲り受ける、長男は車を
次男は預金を譲り受けるなど決まったら、普通、遺産分割
協議書を作成します。この遺産分割協議書の作成は法律上の
義務ではないのですが、後の争いを避けるために必要なこと
です。
遺産分割協議書作成は義務ではないと言ったのですが、
実際上は様々な場面で提出を求められます。
例えば、銀行です。亡くなった人の口座を相続人の名義に
書き換えるといった時に遺産分割協議書の提出を求められ
ます。それ以外では、相続登記です。被相続人の不動産を
相続人名義に書き換えるためには、遺産分割協議書が必要で
これによって正当な権利を持った人か確認します。
相続登記手続きの際には、法務局へ提出の申請書に
印鑑証明書と遺産分割協議書をつけることを求められます。
また自筆証書遺言に押す印鑑は認印でもいいのですが、
遺産分割協議書では実印が要求されます。
以上、遺産分割協議について書いてみました。
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