ブログ村に参加しています。ぽちっと押していただけると

 

うれしいです。

 

にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ
にほんブログ村

 

サウスカロライナ州の予備選はトランプ氏が勝利を

 

確実のものとしました。

 

この世界一寸先は闇と言われますが、共和党内では

 

トランプ氏に勝てる人はいないようです。

 

こんにちは!

 

今回も国立公文書館へ行ったことについて書いてみます。

 

 

↑は、1946年に自作農創設特別措置法を公布するとした

 

文書です。

 

という言うことで、今回は農地改革について書いてみます。

 

明治時代の始まりからの日本の歴史で、地主制度はとても

 

大きな役割を果たしてきました。戦前、少数の地主が

 

大多数の小作農を支配するような体制になっていたのです

 

が、小作農が納めるべき小作料は、収穫物である米の約半分

 

を現物で納めなければなりませんでした。そのため小作農の

 

生活は自ら食べるお米すら足りないほどでした。

 

こうした多くの貧しい小作農が、農業と並行して低賃金の

 

労働者として工場などでも働くようになるわけです。

 

明治期、生糸の輸出が盛んだったことはご存じのことだと

 

思いますが、この生糸の生産はこうした多くの貧しい小作農

 

による工場労働によって支えられてきました。

 

資源が乏しく、欧米の進んだ機械を買っていた日本にとって

 

国際競争力を発揮できた部分は、実はこうした極貧の

 

小作農が工場労働者として働いた低賃金労働であったわけ

 

です。したがって農村は大切な低賃金労働力元であると

 

ともに、日本の軍国主義を支えた屋台骨でした。

 

しかし、太平洋戦争でアメリカに負けると状況が一変

 

します。1945年幣原内閣が行った第一次農地改革は

 

自作農を作り出す政策でありはしたものの、手ぬるいとして

 

一蹴されます。これにより自作農創設特別措置法と

 

改正農地調整法が成立します。

 

不在地主の小作地がすべてと、在村地主の小作地のうち

 

ある一定の保有を超える農地は、国家が強制的に取り上げ

 

買収し、それまで小作人として農業をしていた者に

 

ただ同然で売り渡しました。

 

結果として戦前の日本の特徴であった地主制度は完全に

 

崩壊し、戦後の日本の農業は自作農が大部分となりました。

 

以上、国立公文書館へ行ったことについて書いてみました。

 

私のホームページアドレスです。よろしくお願いいたします。

https://yokosuka-gyoseishoshi.com/