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ロシアは北朝鮮を訪問することで両国の調整が進んで
いるようです。あらゆる分野での協力をすることで
話が進んでいますので、その成果があってか
ロシアのウクライナ侵攻では北朝鮮製の弾道ミサイルが
使われているとの指摘があります。
類は友を呼ぶといったところでしょうか。
こんにちは!
今回も国立公文書館へ行ったことについて書いてみます。
↑は、日清講和条約(下関条約)の史料です。
ということで今回は、日清講和条約(下関条約)について
書いてみます。
日清講和条約は、日清戦争の結果として結ばれた条約です。
日本側全権が伊藤博文と陸奥宗光。清国側が李鴻章と
李経方です。主な内容は以下の3つです。
1.清は朝鮮が独立自主の国であることを認める。
2.清は賠償金2億テールを日本に支払う。
3.清は遼東半島、台湾、澎湖諸島などを日本に割与する。
4.清は沙市、重慶、蘇州、杭州を日本に開放する。
また清は日本に最恵国待遇を認める。
2の賠償金2億テールは5か年賦です。交渉の段階では
3億テールを要求していましたが多少の減額はされて
います。4の重慶、蘇州、杭州の開放は日本の利益にも
なりますが、どちらかというとイギリス等列強の利益を
代弁したものだと言えます。
こういった内容で調印しますが、日本の中国進出を恐れる
ロシアの呼びかけによりドイツ、フランスが応ずる形で
日本に対し遼東半島を清に返還することを求めます。
ロシア、ドイツ、フランスと戦争をするだけの力がないと
判断した日本は日清戦争における激戦地、遼東半島の返還に
応じます。これが三国干渉です。
以上、国立公文書館へ行ったことについて書いてみました。
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