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今回は、東京都小平市大沼町にあるガスミュージアムへ

 

行ってきました。

 

 

赤レンガでできた瀟洒な建物は、明治42年建築の東京ガス

 

本郷出張所を移転復元したものです。

 

このガスミュージアムでは東京ガスの事業の歴史や

 

ガスに関わるものの紹介をしています。

 

ガスの発見については、ベルギーのヘルモントが石炭を加熱

 

したところ不思議な気体が出ることに気づきました。

 

これが、1609年のことで日本でいうと江戸時代初期の

 

ことです。その後、イギリスのムルドックが石炭を蒸し焼き

 

にしてその時出たガスで自宅を明るく照らし当時の人たちを

 

驚愕させたとされています。

 

またフランスではルボンにより木炭からガスの取り出しに

 

成功し、この技術を使用した英国のウインザーにより

 

1812年ロンドンに世界初のガス会社を設立しました。

 

一方日本でガスが使用されるようになったのは1872年の

 

ことで、この年は新橋横浜間に鉄道を通した年としても

 

知られています。欧米先進国の技術を素早くかつどん欲に

 

取り入れていかないと日本自身が植民地にされてしまうと

 

焦っていた時期かと思います。

 

最初は夜の街をきらびやかにする街灯としてガス灯が使用

 

されましたが、一般家庭で普及するには至りませんでした。

 

理由として、この当時ガス灯は維持費が大きな負担になった

 

ためです。

 

しかし石油ランプと比較するとにおいも少ないことから

 

徐々に一般の家にも使用されるようになっていきます。

 

その後1887年になると東京電灯会社の営業が始まり

 

ガス灯は電灯との激しい競争の時代に突入します。

 

この難局を乗り越える発明をしたのがオーストリアの

 

ウエルスバッハが発明した白熱ガスマントルで裸火と比較

 

すると5倍の明るさがあるとされましたが、1923年の

 

関東大震災で火災の発生源となってしまったためでしょう

 

か、ガスは照明から熱源へと大きくシフトしていきます。

 

 

↑は、どなたかのガス灯のコレクションの一部だそうです。

 

以上、ガスミュージアムへ行ったことについて書いて

 

みました。

 

私のホームページアドレスです。よろしくお願いいたします。

https://yokosuka-gyoseishoshi.com/