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うれしいです。
6月も終わりになり、いよいよ暑い夏の季節に入りかけています。
私は暑いのは嫌いではないのですが、汗をかくとどうしても
疲れますので、やはり春か秋の方がいいと思っています。
こんにちは!
今回は、東京都八王子市にある中央霊園へ行ってきました。
霊園という名がついていますが、それほど広い霊園ではありませ
んのでお目当てのお墓の位置がわからなくても時間をかけて
しらみつぶしに探せば見つけることはできるでしょう。
そんな探し方で見つけたのが武者小路実篤のお墓です。↓
武者小路実篤は明治18年東京都生まれで、華族出身の小説家
です。明治43年に志賀直哉らと雑誌 「白樺」を創刊し、白樺派と
呼ばれる理想主義、個人主義的な作品を執筆する作家の集団を
形成します。代表的な作品としては「お目出たき人」や「友情」
です。彼は、ロシアの小説家であるトルストイに傾倒し階級闘争と
無縁のユートピア建設を宮崎県と埼玉県で行った人です。
私の個人的な意見ですが、ユートピア建設をしようと考えると
逆に階級闘争が激化し理想からどんどんかけ離れていくのでは
ないかと思います。実際、武者小路実篤もこのユートピアに
6年くらい住んでいたようですが、その後は理想からほど遠い
俗世間に身を置いて暮らし執筆活動をしていました。
ただユートピアに身を置いたことは武者小路のその後の小説に
多大な影響を与えたと言われていますので、私は悪い面ばかりを
強調して書いてしまいましたが、いい面もあったというのが
本当のところのようです。
彼のつくったユートピアの「新しき村」は現在でも存在し、
武者小路実篤の精神を基にして活動を続けているとのことです。
以上、中央霊園へ行ったことについて書いてみました。
私のホームページアドレスです。よろしくお願いいたします。
