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今回は、先週書いた円覚寺のつづきからです。
東慶寺へ行ってきました。
東慶寺は鎌倉幕府8代執権北条時宗の夫人、覚山志道尼が
1285年に開いたとされています。
当時の夫婦は夫から離縁状をもらわない限り妻の方から別れる
ことはできなかったそうです。
そんな時代であるにもかかわらず、このお寺に駆け込めば
夫と別れることができるという縁切寺としての地位を確立して
いきました。
この東慶寺にも有名人のお墓はあるのですが、近くの円覚寺
のように事実上、親族でないと入ることができないというような
制限はなく自由に見ることができます。
↑は、岩波茂雄のお墓です。岩波茂雄は1913年神田で
岩波書店という古本屋さんを始めます。その後、出版業にも
進出し、当時高価だった文学書を廉価な文庫本にして販売し
始めます。これが当たり経営上も軌道にのせることことができた
そうです。現在でも有名な作家の本が最初に本屋さんに並ぶ時は
装丁のしっかりした表紙の堅い本ですが、その後時間が少し
経過した時点で価格のぐっと抑えられたやわらかい文庫本が
並ぶことが多いと思います。個人的に表紙の堅い本は手に取って
読みずらいように思い、私はいつもやわらかい文庫本を買って
しまいます。
こう思ってしまうのは私だけでしょうか?
↑は、小林秀雄のお墓です。文芸評論家であり、あらゆる感動は
言葉で表現することができると言ったそうです。
晩年には「本居宣長」を書き、批評を文学にまで高めていったそう
です。
↑は、和辻哲郎のお墓です。和辻哲郎は、西洋哲学と日本の
思想を融合させた方だそうです。倫理学においても和辻倫理学を
確立しました。「風土」と呼ばれる彼の著作は、確か高校の倫理の
教科書に載っていたように思います。しかし、残念なことに全く
内容は覚えていません。(笑)
では最後に御朱印で締めくくりたいと思います。
字のうまい方がお休みしていたのでしょうか?
書いておいてあったものを頂きました。
以上、先週のつづきで東慶寺に行ったことについて書いて
みました。
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