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こんにちは!
今回は、九七式中戦車についてです。
九七式中戦車は、昭和13年から昭和19年まで合計
2123台生産されたこの当時の日本軍の主力戦車です。
世界各国が開発していた戦車のほとんどがガソリンエンジン
だったのですが、日本はこの当時ディーゼルエンジンを
搭載していたところが世界各国のやり方と違っていました。
ディーゼルエンジンのいいところは火災になった際、
ガソリンエンジンよりは火の回り方が遅いところ、
それから軽油の代用燃料の使用が考えられていたため
ディーゼルエンジンの開発は当時の日本にとっては
理にかなった選択でした。
しかし欠点もあり、空冷ディーゼルエンジンで
ガソリンエンジンと同じような性能を引き出そうと
すると戦車自体が大型にならざるを得ず機関部の大きさが
大きくなるという欠点がありました。
またこの当時の世界の戦車と比較すると主砲の口径や
装甲厚は遜色ないが戦車対戦車の戦闘になると
不利になりました。
米国や英国と比較すると資源が少なく、技術力がなかった
当時の日本の自動車産業では後継車両の開発が遅れに遅れた
ため古くなった本車両をいつまでも使用しなければ
なりませんでした。
以上、靖國神社遊就館へ行ったことについて書いて
みました。



