ラリマー

どういうラリマーが高級品ですか？と質問を受けることがあります。比較的最近ドミニカで発見されたラリマー。波目模様が夏を感じる爽やかな石ですが、産地は中国をはじめとする色々な国です。たまにドミニカ以外のものをラリマーと呼ばないと書いているWebページも見ますが、宝石に産地が書いてあるわけでなく、このことはタンザニア産地以外のダイアモンドを、ダイアモンドと呼ばないと言っているのに等しいのです。

高級なものはびっくりする値段ですが、値段もピンキリです。色も、白いものから緑のものまでいろいろあります。どういうラリマーが高級品かと言えば、波を連想する網目模様が入っていて、夏を連想するように青くて、すこし緑を感じる、とにかく綺麗なもの！というのが答えではないでしょうか。Webページにあるラリマーを眺めると、中には、よどんだ池のように緑なものや、波目模様のないものなど、よくもまあ、みたいな石も紹介されています。つまり簡単です、高級なラリマーはとにかく綺麗なのです。

私は、ラリマーが大好きで、いろいろ持っていますが、色のはっきりしない低級品も少なくありません。また、虫歯のように黒っぽい部分があったり、波目模様の現れないものや、灰色がかっている緑や白のものもたくさんあります。

たまに綺麗なラリマーに出会っても、磨いているうちに簡単に割れてしまうことがあります。また偽物も多い石です、カットすると中は真っ白で、石の表面だけ印刷みたいな加工が施されている、「まがい物」もあります。今回のラリマーは、石枠に合わせて中までカットしていますので、そういう心配はありません。

今回のアクセサリーのため、私が選んだ色は透明なジルコニアのクリスタルです。写真で紹介します。

私は、夏にぴったりの石だと思っています。Webでラリマーと検索してみてください。

色々な石が出てくると思います。

この作品は販売サイトにも掲載しています。

norimar (thebase.in)