2022年11月14日
ICUから電話があった。
夜中に首周りにかけていたタオルを首に巻くような状態だったとの事。そのままでは首の点滴が外れて危険になる恐れがあるため緊急処置で手をベッドの手すりに縛っていますとの連絡だった。
看護師さんははっきりいわなかったが、おそらく意識が戻り、右足のない現実に直面して、死にたくなって首に巻いたのではないかと思う。
話しかけても終始目を瞑ったまま受け答えしていた。夢現つ状態だったのだろう。両手をベッドに縛られているのを見たら涙が込み上げてきた。
2022年11月15日
大学病院より電話。本日、午後にはICUを出て一般病棟へ移るとの事。
また主治医から付き添いをされるにあたり、色々、制約があるので説明をしたいとの事で13時にPCR検査を行い、陰性であればすぐに付き添いが可能との事であった。
コロナ禍であったため、本来なら面会も家族限定であり、面会時間も10分という制限があった中、付き添うのは難しいと思われたが、彼女が視覚障がいである事、うつの症状が酷い事などから、特別に付き添いの許可がおりた。
幸いにもコロナ禍で在宅勤務ができるよう会社の方針が変更となっていたので、病室にて仕事を行いながら、付き添いが可能となった。
2022年11月16日
今日からリハビリが始まった。ベッドの横で起き上がる練習を行なっていた。
ずっとベッドで寝ているわけにはいかないので、リハビリを行う必要があるらしい。
2022年11月18日
15時くらいからリハビリ。ベッドから立ち上がりポータブルトイレへ。さらに車椅子へ移動し、車椅子を漕ぐ練習を行った。
2022年11月22日
今日は皮膚科の主治医から腫瘍が拡大していないか確認のために、CTを木曜日に撮るという報告が来たが、妻が不安なのでどうしても早めに撮って欲しいと伝えたところ、なんとかその日にCTを撮ってもらえる事になった。ただ結果についてはすぐにというわけではないので来週になるとの事だった。