”アタッチメント強めの娘と修学旅行”② | 47歳から育児はじめました!

47歳から育児はじめました!

35歳でバツイチ。
47歳、人生の折り返しを自覚した頃に思いがけず再婚。
嫁姑同居の荒波にもまれながら二児の父となる。
子供たちへのメッセージをかねて、
周回遅れの育児を綴っています。

出発編の続き

帰りは僕が迎えに行く約束だった。
当日はリモートワークの予定だったが、出社の必要があって午後半休にしたのだが、なんだかんだあってほとんど余裕を持てずに会社を出た。

電車に乗ってしばらくすると奥さんからメールが。

到着は予定の1時間前になる!

もはや開き直るしかない。予想外の渋滞を期待しながらスマホを見ていると、いつものように眠気に襲われ爆睡。

目覚めたのは、学校の最寄駅に近いところだった。そして目の前には超爆睡している女の子。
見たところ小1ってところ。
小さくて丸っこくて、ほのぼのする可愛いらしさ^_^

その一方で、

乗り過ごしてねーか?

と心配になった。
知らない駅で右往左往する姿や終点で折り返して大手町辺りで起きた時の不安感を想像しちまった。

そして、次の駅で車輌には僕とその子しかいない状態に。

起こすべきか?
そっとしておくべきか?

そうこうしている内に降りる駅に着いた。

あーどうしよう。うっかり変なおじさん扱いされても困るし、逡巡していると、女の子が体制を崩して起きてくれた。

ここはどこ?

てな表情。
車掌のアナウンスを聞いて駅名を呟いた感じからすると、乗り越したのはほぼ間違いないが、そう遠くはない感じ。

ホッとしつつ、すかさず声を掛けると、ひと駅乗り越しただけと分かった。

駅ひとつ戻ればいいよ

と言うと、分かっているといった感で、同じホームの反対側に行こうとした。しかし、そこではない。隣のホームだ。階段を降りて渡らねばならない。

今電車が来たでしょ。
あっちのホームで乗るの。
行き方分かる?

と聞くと、ぜーんぜん分からないって感じで首を振った(笑)

じゃ一緒に行こう

階段を降りて目的のホームに上がる階段のところで

もう分かる?

と聞くと、もう大丈夫といった感じで首を縦に振った。


そこから先はまた大急ぎ^_^
ようやく着いた校庭には、学童保育の子しか居なかった。やはり間に合わなかったと思った矢先、電話がブルブルいった。見るとLINE越しの

ただいま

だった。

ただいまって良い言葉だと思う。
自分の場所に帰ってきたとか、安心感とか、嬉しさとか、その言葉にはたくさんの意味が込められていると思うんだよね。

実際に娘がどう思っていたかは分からないけど、受け取った方が都合よく解釈できるし、解釈しても良い言葉。

いってらっしゃい、おはよう、おやすみ、いただきます、ごちそうさま、日常のさり気ない言葉を大切に、ポジティブに発したり受け取ったりすれば、日常が優しくなると思う。

娘のただいまには、家族として大切な気持ちが含まれていたように思う。

で、帰宅して娘に聞くと、

楽しかったよ

と返事が。
良かった良かった^_^