お正月に「すずめの戸締り」を見た。その影響下で「インターステラー」を再び見た。何故かもう一度見たくなった。


またDVD屋さんに出向くと次は「テネット」と「メッセージ」が目に飛び込んできて、何なのか解らない、何かを確かめたいのかな?


年末のTVの映画で「デューン」と「ブレードランナー」「ブレードランナー2049」を見た。最近DVD屋さん通いが多い。何故って┅┉。


12月の中頃、太陽の素敵なショーを見てしまったので「2001年宇宙の旅」を見たくなりDVD屋さんに行ったがなくて、すずめになった。


猫のダイジン、左ダイジンはまるで阿吽の狛犬さんみたいだし、祝詞または言霊で戸締りし、自然と折り合いをつけているみたいだ。


曖昧だがマヤであったかアステカであったかサッカーのような球技を神技として行い勝利者が生け贄となったという記憶がある。


雨乞い、洪水、城の造成などに伴う「人柱」は日本でも行われたようだが、人の命が生け贄となりその代償となったのだろう。


「テネット」は展開が速すぎて頭がついていけないがのりまきは解るまで見ると思う。「メッセージ」は違う筋が見えてきた。


女性の言語学者は蛸型宇宙人と深く交流し、夢なのか眠っているベッドの足下に蛸型宇宙人が見えたりする。


この言語学者は勇敢で最後には防護服を脱ぎ捨て蛸型宇宙人と透明壁なしで生で接する。奇妙な墨の一筆書の円の文字を解明し会話する。


最初透明壁越しに蛸型宇宙人の七本の手(足)と彼女の手が触れた時彼女の心は幼児の小さな手に触れる幻覚を見る。


言語学者と科学者(数学者)として軍に呼び出され、世界の12か所の国に現れた宇宙人が何故地球にきたのかその目的を探り出す為だった。


1ヶ月近くなり軍に迫られ「地球に来た目的は何の為か?」を聴くのであるが「武器」という言葉がでてきて世界が分裂する。


そして圧巻は一年半後に出会う中国の将軍、宇宙人と戦争しようとするその将軍を衛星の携帯電話で説得し、世界を救う。


勿論その時中国の将軍の携帯番号は知らず、どうやって説得するのかわからないのにデスクにおかれていた他人の携帯を手にとると┅┅


一年半後のパーティーで携帯の番号を見せてもらい、中国の将軍夫人の今際の際の言葉を耳元で呟かれる場面を体験する幻覚を見る。


もっと凄いのは、宇宙人と出会い未来が見えるようになり、彼女とあの数学者の間にあの幻覚で見えていた女の子が生まれる。


彼女はその娘が若くして亡くなることを知っているのだがその子を生むのである。思い込みかもしれないがその子が蛸型宇宙人と思える。


途中TV番組に影響された付き添いの米兵が宇宙船に爆弾を仕掛け、爆発したのに何故か彼女と科学者は無傷で助かる。


しかしその後二人の宇宙人の内の一人は「死の過程」にはいる。彼女と科学者を助ける為に「死の過程」に至ったのかもしれない。


こんな風にご縁ができて蛸型宇宙人は彼女を愛し、短くとも人型ヒューマンとして暫し地球を経験したいと望んだのかもしれない。


のりまきはEAがそうであったようにどうしても生まれる前からそういうご縁が地球の内外にかかわらずあり得ると思う。


お正月の米国の都市で3m程の宇宙人の出現騒ぎがあり、EAが「何処にでも、沢山宇宙人は存在し、ただ見えないだけ」と解説していた。


「すずめの戸締り」でダイジンは「すずめの子供になりたい」と宣う。要石を抜いたすずめにダイジンは何を思っていたのだろう。


進んで生け贄となる心持ちにはならないが、ゴータマは痩せた母虎に身を与え、ジーザスも十字架にかけられた。(別人説もあるが)


新年早々に沢山の命が失われ、かけがえのない命と不滅である御霊のことを考える。おまけはまた新春TV番組で見た空海の立体曼荼羅だ。


のりまきはカオスの中にいる。おそらく伸びたり縮んだりする時間について、一瞬だが今までとは違う姿を見せる現象界について。


一度見た映画を見直すとまた違う顔が出現し、のりまきは確実に進化し、パラレルをピョンピョン、八艘飛びもなんのその。


年始早々これだけ過去、現在、未来が行ったり来たり、のりまきは放たれた矢になり、阿波建造さんのあの言葉が別の意味をもちはじめる。


渦まく脳味噌をすり鉢でこねながら、カオスを味わいつくそう。OK、またはじめの一歩から進むベイビーステップだ。


祭囃子は

A   KURIA   MATTE

合言葉は

カタカムナ


あの言語学者と子供のように

悲しい結末を迎えようと

その悲しみを経験するために

生まれたのかもしれない


どのような人生をおくるにしても

その経験は

至極の煌めき

かけがえのない命の煌めき


一つ一つの点の経験が

始まりとなり

一反の魂の織物は

極彩色に彩られ


七色の虹となり

涙のプリズムは

こぼれおちて

やがては消える


しかし魂のきずなは

その波動が呼びあう

どんなに遠くはなれていても

瞬く間に引き寄せ


点が線となり

瞳の奥の輝きを思いだし

次のダンスを踊る