のりまきは今スゴイ真実を識りつつある。
全てにおいて虹色に見えるプリズムの眼鏡を手にいれた。
のりまきは今某ナーセリーのお仕事で土にまみれて三ヶ月目に突入した。新人Nさんがやって来た。新鮮なオーラ。
殆ど同時に入ったOさん。のりまきより歳上。この人は青岸渡寺へのパスをもっている。のりまきは料金をつどお収めする。
話は長くなるが、霊能のある人に「聖〇太子」さまに護られていると小学生の頃に言われたOさん、そう言われるのが嫌だったらしい。
でも何か理由があってそうなったのだろう。彼女の気持ちはわからないが、のりまきはそんな同僚とお近づきになれて嬉しい。
Mちゃんは某鰻屋さんとナーセリーの職場の司令塔で大学受験を控えた子供のママでもある。上の子供は遠方の大学生だ。
上の大学生は海洋研究をしているが、小学生の頃日本舞踊でスカウトされるぐらいで「撫子姫」と呼ばれていた。
パパは三年毎に転勤し、単身赴任中。パパの実家でお姑さんと別棟同居で、パパがお姑さんをくっつけている。この人もオーラがスゴイ。
いちばんのエルダーのTちゃん。華奢で奥様なのだが四人息子のママであり、お孫ちゃんや舅や姑と同居している。
ア~ウン🎵と答えるハイセンスなバランス感覚の持ち主で人間関係の猛者であり、山之内の妻であり、自ら中心より左右に控えている。
Hさんは社長もさん呼びする、寡黙な猛者で、最初は余り共振できなかった。お顔が観音顔でオーラが横幅でなく縦に高いイメージ。
しかし仕事に関しては最上級仕事しぃの評価を受け、社長夫人のお褒めにのりまきは「あの観音顔で」と言ってしまう。
「できないかも」を装いながら、ビシィときめていかれる「観音顔」らしい。社長夫人は観察眼がかなり肥えているようだ。
社長は「ここは実験室と違う」と夫人が小言を言うぐらい頭の中で思案を重ね実行する人だ。
彼女の支えと愛情で大木の如く立つ。
社長の経験則は「植物はお互いに共振し合い切磋琢磨しながら育つ」法則に達している。つまり宇宙の法則にかなり近づく。
のりまきはこの辺りで自分が植物なのか動物なのか区別がつかなくなってくる。面白い。生きとし活ける生物たちは共振しているのだ。
植物は喋らずお互いに影響し合う。何故かな?と考え始め、多分「土」が媒体して根っ子から情報を得ている。
ポットに入って繋がっていなくても、海で隔たっていても彼らは情報を共有している。アボリジニの仰るドリームタイムみたいなもの?
植物が夜になると独特の薫りで話しあっているのを実はのりまきは知っている。ライティングで明るすぎると植物の成長は阻まれる。
桃はプレアデス、木村さんのリンゴはシリウスで、地球創世記の頃「シーダーズ」達があちこちの星から地球に授けた植物達だ。
ではこのお花はどちらの星の出身だろうか?
何星出身にしても撫子姫のようなスカウトならぬ、お花のミスユニバースを決めるみたいな品評会に出場されるプリンセスたちである。
私の名前は