おはようございます。
「盛り塩をすると運気が上がる」
そんなイメージを
持っている方も多いですよね。
玄関に小皿と塩を置いて、
浄化や厄除けのために
取り入れているお宅も少なくありません。
たしかに盛り塩には
一定の効果があります。
けれど、
私のような神主の立場から言うと——
「誰にでもおすすめできるものではない」
というのが本音です。
今回は、盛り塩の本来の意味と
意外なNG風水、そして
代わりにおすすめしたい整え方をお伝えします。
【1】盛り塩にはどんな効果があるの?
☑ 気を浄化する
☑ 厄を吸い取る
☑ 邪気を跳ね返す
塩は“清め”の象徴として
神道でも仏教でも古くから使われています。
特に飲食店やお店の玄関では、
「客足を呼び込む」「邪を祓う」目的で
盛り塩が使われてきました。
一定の場面では、
“場の空気を整えるツール”として有効です。
【2】実は注意が必要!盛り塩のNGポイント
効果があるからといって、
やみくもに盛り塩を置くのは逆効果になることも。
特に次のようなケースは要注意です。
☑ 交換せずに放置している
☑ 湿気で固まってカビている
☑ 意味を知らずなんとなく置いている
盛り塩は“厄を吸う塩”です。
置いたまま忘れると、
吸った厄がそこに“とどまる”状態になり、
逆に悪い気を溜め込んでしまうことに…。
【3】神主として盛り塩をおすすめしない理由
私自身、鑑定で
「盛り塩をしているけど運気が上がらない」
というご相談を何度も受けてきました。
ほとんどの方が、
☑ 交換のタイミングを守っていない
☑ 容器の下にホコリがたまっている
☑ 意味を理解せずに“なんとなく”置いている
このような状態になっており、
気の流れがよどんでしまっていたのです。
盛り塩は「祓い」として強い力を持つ反面、
取り扱いにはとても“丁寧さ”が必要なんですね。
【4】じゃあ、どう整えればいいの?
毎日続けるのが難しいなら、
盛り塩よりももっと手軽で安全な方法があります。
🌿 観葉植物を玄関に置く
→ 邪気を吸って空気を浄化してくれます
🌿 お香やアロマで空間をリセット
→ 火の力で“流れ”を変える効果あり
🌿 水拭き+言霊(感謝)で浄化
→ 「ありがとう」と声をかけながら
塩を使用するなら玄関の外から左、右、左と撒いていただくのもお勧めです。
また、単純に拭き掃除をすると、場の気が整います
これらは神道的にも
“日々を清める行い”として推奨できる方法です。
【5】まとめ🌿
☑ 盛り塩にはたしかに浄化の効果がある
☑ ただし、交換を怠ると
厄を溜める“逆風水”になることも
☑ 神主としては、
続けやすく、気持ちのこもった方法をおすすめします
浄化の基本は、
“清める”よりも“汚さない”こと。
今日からは、
お掃除+感謝のひと言を日課にしてみてください。
それだけで、あなたの空間は
ぐっと心地よい“良い気”に包まれていきます✨
それでは今日も、清らかで穏やかな一日を♪