ファイナンシャルプランナー@國松典子 です。
仕事柄、マイホーム取得に関するご相談をお受けする機会が
多いのですが、今日はデータを用いてお話してみたいと思います。
「非持家世帯における自家取得予定」
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」2009年
という調査結果から読み解いてみます。
なにやら難しい表現ですが
「いま持家でない方が、今後マイホームは欲しいですか?」
という調査結果です。
「将来にわたり取得する考えはない」という欄で
全国 23.1%
18大都市 25.4%
となっていまして
地域差は僅差でした。
地方の方が取得価格との関連で
持ち家志向が高いと思っていましたが
そうでもないようです。
東京などの大都市圏といった
マイホーム取得価格が高い地域でも
8割弱の方はマイホーム取得希望となります。
実際、東京に住んでいてもチラシ・広告も
住宅情報であふれていますよね。
一方で年代別にみますと
20歳代 5.4%
30歳代 10.4%
40歳代 21.9%
50歳代 20.1%
60歳代 41.6%
70歳~ 50.9%
つまり、
20歳代~30歳代 の9割は
マイホーム取得を考えている
ということになります。
先日のご相談者は
高い家賃を払っての賃貸で
古くて狭いという理由と
ご自身のお子様(幼稚園)に
『「僕のおうちは自分のおうちじゃないの?」
と聞かれて、マイホームが欲しいと思いました。』
とのこと。
幼稚園のお子さんの間でも
持ち家かそうではないかの会話がされています
我が家(マンション)の長男にも
「僕のうちにも階段が欲しい」
と言われて
私 「階段あるでしょ(マンション内の(非常)階段)」
長男「そうじゃなくて!家の中の階段!二階が欲しいの!」
といわれたことがあります(笑)
我が家の長男はマンションでなくて戸建希望のようです(笑)
こうして親は外堀(子供)からも
「夢のマイホーム取得」へと
導かれていくのでしょうか
一級FP技能士・CFP 國松典子