未だにアクセス数が多数あるのに、とても驚いております。
当初は、個人情報をかなり晒して掲載しておりましたが、お読みになっている方々は、当り前のことですが、どちらのどなたさまか全く分かりません。
従いまして、内容はこれでも過激にならないようにかなり抑えておりました。
実は、今まで掲載していた内容は、現在進行形でお付き合いがある医療関係者からの情報もかなり入っております。
私は本来文化系専攻で、政治経済経営系を得意と致しておりますから、株価や社会情勢の方が、医療よりもはるかに興味があります。
しかし、父母の癌死に加えて自分の前立腺癌闘病で、医療関係者との交流が多くなりました。
地方進学高出身ですから、医師・薬剤師・看護師が進路先の同窓生、少なくありません。
医療は、他の事と同様にどんどん進歩致しておりますが、最新治療法は採算の取れる大都市部でしか行われていないことが多いのが現状です。
しかも医療はボランティアではありませんので、根底に医療経済学の考え方が必ず発生しており、最新治療を受けるには、エビデンスがあろうが無かろうが、かなりお金がかかります。
ブログに掲載している故郷の小学校~高校まで一緒だった、東京都新宿区の会社経営者であった友人は、慶應大学医学部附属病院や国立がん研究センター中央病院で、食道癌手術・同放射線治療・同ゲノム先進治療を受け、個室入院していたこともあり数千万円の費用がかかりました。
また、今までの記事は、不特定多数の方を対象にしていることから、入手した多くのもののほんの一部しか公開しておりません。
人は、私自身もそうでありますように、自らが体験し自らが学んだことしか理解実践しない生き物です。
無料ならば、人様の闘病生活記録を、自分の個人情報を晒すことなく、暇潰しや興味半分で覗いていることが多いのが実態です。
脳科学では、他人の不幸は蜜の味、これは人間の本性を表している言葉です。
私が拝読させていただいております癌闘病ブログは、ご本人のご他界に伴う掲載中断、ご本人の意思による中断、少なくありません。
前者の場合は、私の心に強く残っているのは、山下弘子様・小林麻央様・ちあき庵様、です。
後者の場合は、掲載することが無意味の時間を潰す自己満足にしか過ぎない、と気がつくのでしょう。
続いている癌闘病ブログで気が付くのは、芸能人の方々は、ビジネスブログ~つまり読者登録数やアクセス数に比例した収入に繋がるもの~、一般人の方々は、何か自分(家族)の癌闘病記録を残して置きたいもの、が多いような気がします。
中にはとても感動させられるブログも存在しております。
人は、何故生きるのか、永遠のテーマです。