レプリコンワクチンと学校給食 | たぶち紀子∞Norikoのブログ

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 6月議会が閉会しました。

 

今議会で審議された、秋冬に始まるコロナワクチンについて、疑義がありましたので反対討論をしました。

 

また、いつまでセンター方式を取っているのか。少子化打開のカギの一つは子どもを大切にする心です。丁寧な学校給食もその一つだと思います。

 

 

<2024年6月議会 議案反対討論>

 

 

新型コロナウイルス感染症の重症者を減らすため、本年度秋冬に始まる予防接種事業は、65歳以上の希望者および、60歳から64歳で重症化リスクの高い人を対象としています。

 

厚生労働省の専門家委員会では、オミクロン株の亜系統である「JN.1」に対応したワクチンを使う方針を決めています。このワクチンは、いまだ薬事承認が終わっておらず、効果や副反応についての国からの通達がまだ本市に来ていないことは、市民福祉委員会での答弁からも明らかになっています。

 

また今回は、世界で初めて承認された、レプリコンワクチンが使われる予定となっています。レプリコンワクチンは、投与後に体内で成分が増える自己増殖型で、細胞内にメッセンジャーRNAが送達されると、体内で増幅されるよう設計された次世代メッセンジャーRNAワクチンです。既存のワクチンよりも少ない接種量で、効果が持続することが期待されていますが、現時点での知見が限られていることから、複数の有識者からは、安全性に対する懸念が表明されています。

 

副反応情報等の安全性に関するデータを、早期に収集し適正使用に必要な措置を講じることが先決であり、本ワクチンの見切り発車に反対いたします。

 

次に、学校給食のセンター方式についてです。自校式の温かい給食を求めるだけでなく、地産地消をすすめることから、何千人もの給食を一度に調理するセンター方式ではなく、自校式の給食を希望してきました。国内では、子どもたちの食の安全を考えて、無農薬の食材を取り入れる自治体も増えてきました。

 

大分県臼杵市では、学校給食に有機食材を取り入れていることに加え、27品目のアレルギー除去食を設けています。一人一人の子どもに応じた丁寧なアレルギー対応食を作っていくことで、子どもを大切にする町として、移住者も増えているそうです。

 

人口減少が顕著な本市においても、丁寧な学校給食の発案によって、子どもの健やかな育成に貢献し、たくさんの若い世代に本市に住んでもらえることを願っております。給食の自校式を希望して私の反対討論といたします。