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ここ7年ほど、毎年夏はフランス北部、ノルマンディに住むアーティスト、ペーターの住むシャトーにお邪魔して過ごしています。ここに来る事になった経緯は、ロンドンのアート・フェアに出品していたペーターのアート作品を、私と友人のkotomiさんがすっかり気に入ってしまい、写真集は無いかと探して見たところ、写真集は無いけどフランスの案外近いところに住んでいる事が分かり、「もっと作品、見たいですーーっ。何なら、買いたいですーーっ」って、2人して7年前の夏に押しかけて以来、毎年恒例になったという訳です。

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ここに来るといつも思うこと。それは、このシャトーのある土地は、次元が違うということです。シャトーの門の前には、長い並木道が続いていますが、そこを車で通ると、毎回何とも表現しようの無い不思議な感覚を感じます。ワクワクするような、フワっと浮き立つ様な、なつかしいような。そしてシャトー本館が眼の前に姿を顕すと、一気に次元が二つくらい上昇したーっていう気持ち良さを感じます。

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そしてこのシャトーの敷地内は、時間の流れ方も他とは違います。時間がゆっくり流れているようなのに、そして特に何にもしていないのに、毎回あっという間にホリデーが終わってしまう。ああ、私達の時間は、どこに行ってしまったのーー?誰かがどこかで吸い取ってるんじゃないの?と思う様な、不思議な時間の流れ方をします。

私達は通常、3次元の密度に住んでいる、と思っているけれど、実は私達の現実には多次元が同時存在しています。このシャトーはかなりな広範囲に渡って3次元ではない次元に存在していると感じます。なのでこの夏のホリデーを、私たちは「今年も竜宮城に行てくる」と冗談ではなく結構本気で言っています。

ちょっと次元が違うという空間は色々な場所にあると思います。そんな「自分だけの異次元」みたいな場所を探してみるの、結構楽しいんじゃないでしょうか?