議会の一般質問(2月22日)の原稿や資料を用意しなきゃ・・・

 

と机に向かいつつ、周防大島のこと、いろいろネット検索してたら、地方創生☆政策アイデアコンテスト(内閣府地方創生推進室主催)のページにたどり着きました。

 

017年、最終審査にはなんと周防大島高校から2チームが勝ちぬいて出場しています。

5年前の周防大島高校生による、全国大会でのプレゼン動画を観て、

こんなに考えてくれたんだ!と、改めて感動。

 

【捉われない広い視点を持つ高校生】

一つのアイデアは、

「みかんの島 周防大島をまるごとテーマパーク化空き家や耕作放棄地を活用したオリジナル遊園地」

車の少ない広域農道を”強み”ととらえる視点や、客観的データをもとに周防大島の現状を受け止める冷静さ。一見”弱み””マイナス点”でしかない空き家や耕作放棄地を観光資源として活用しようという感覚。学びたい!

 

youtu.be

 

 

もう一つのアイデア、

「ヒッチハイク★リッチタイム IN周防大島ヒッチハイクから生まれる島民との交流」

観光客、特に外国人観光客に楽しんでもらえるような素材はあるけど、便利な移動手段が少ない…じゃあ、ヒッチハイクでいいじゃん!周防大島の大きな魅力である”人との交流”もできるし!!

という、規制などを無視したストレートな発想。

規制などは、やるべきと覚悟持ってから、超える方法を模索すればいい。それが行政や政治の仕事。でしょ?

と、そんなメッセージとして受け止めてしまいました。

 

youtu.be

 

こんな高校生がいてくれて、周防大島の未来は明るい!

ちゃんと高校生の考えが地域づくりに反映できる仕組みがあれば。

 

【私たちオトナー観光事業者ーは何をしてきたか?】 

コロナ禍のこの2年、私たちは観光地としての魅力アップや、仕組みづくりにどれだけアイデアやエネルびーを注いでこれたでしょうか…?

 

個人的な視点ですが、次の2つに注目しています。

 

  • 地元のキャンプ場「片添ヶ浜オートキャンプ場」(県施設、指定管理)

元地域おこし協力隊の方など若いスタッフも加わり、利用促進やイベント企画、物販面の充実など、着々と戦闘力をアップしてこられていると感じます。

 
 

 

 

 

片添ヶ浜オートキャンプ場インスタ

 

 

  • 民間ベースで動き始めている「トゥクトゥク大島」。

観光王国タイで人気のトゥクトゥクを、ここ周防大島でもレンタルできる仕組みを準備中だそうです。周防大島の栄えスポットを紹介しながらコース開発をしているインスタは、必見です!

 

トゥクトゥク大島インスタ

 

 

 

【私たちオトナー行政と政治は?】

町の令和4年ど予算では、

沖家室島にキャンプ場を整備(169,145千円。うち県補助金67,000千円)したり、

地家室にアワサンゴの教育拠点施設を整備(277073千円、うち県補助金115,833千円)したり、

という計画があります(ちなみに、令和4年度は実際に立てるのでこのくらいの予算がかかり、令和3年度以前にもお金はかかっています)。

 

さらには、令和5年度オープン予定のこの2施設で働いてもらう、地域おこし協力隊(10月〜各1名)を募集・採用する予定もあります。

 

今時点で、大島の新たな拠点として他の施設とどう連動させるのか、運営体制はどんな感じになるのか、私にはまだ見えていない部分があります(議会の常任委員会で質問しても掴めなかった)。

周防大島町が誕生してから、初めて新しく作る観光施設・文化施設です。相当の戦略があってのことだと思いたいので、その戦略が知りたい。自分の口から住民の皆さんや外の人にPRできるくらいには。

 

 

 

 

 

どんな観光地づくりが周防大島に合致するのか、今一度、「大島らしさって何?」てところから考えていきたいなと、今更ですが思っています。ちゃんと、未来に繋がるように。