２０２３年１０月１１日
大阪中之島美術館で開催中の、
「長沢芦雪」展へ！！！
前売り券を買って、
楽しみにしていました
長沢芦雪の有名な「虎・龍図」は、
以前、あべのハルカス美術館で鑑賞して。
スゴーーーーく感動したぶり！！！
また見られて、本当に幸せ！！！
そして今回、長沢芦雪のことを様々知ることもできて、
より、作品を深く見ることができました
円山応挙の一番弟子で！！！
人を驚かすこともすごく好きだったようで。
でも一方で、
わがままで、敵も多かったとかで。
なくなったのも「自殺」か「他殺」（毒殺）か、
謎に満ちているそう。
でもいつの時代にも、人と違うことをしようとすると
反対する人たちが出てきて
それをわがままだ！と言う人たちもいる。
なんだかんだ・・・抑え込もうとする。
型にはめようとする。
私のような長沢芦雪とは比べ物にならないくらい
ちっちゃなちっちゃな人間にでさえ
似たような経験があります。
（おしゃべりの世界ではなく
）
でもね、貫いて、貫きながら、
実力がついて、
超えたら勝ちなんですよーーー！！！
（笑）
だーれも文句言わなくなります！
だから頑張る！
・・・と誰かに話したことがあったら
「本当だね！私も本当にそう思う！素敵やわ！
ぜひ、貫いて！応援してる！」
と言ってくださった方がいて
今も感謝しています。
さて・・・
「写実！写実！」と厳しく指導した円山応挙。
師匠の教え通り、写実的な作品も多く残っています。
でも、それだけだったら、・・・
長沢芦雪という人は、
今の、この世の中でこれだけ有名ではなかったかも。
そこを踏襲しつつも、
殻を破って個性を出した人。
わがままとか自分勝手とか言われることも・・・
あったかもしれないですね。
本当のところはよくわからないことも多い人。
でも、大津波で流された和歌山県の沿岸部のお寺の
復興のために・・・円山応挙が行けなかったため、
名代として３３歳の時に行きます。
そこで数年間のうちに、あちこちの禅寺を中心に
２７０点もの作品を書き上げたそう。
その中の一つが、有名な無量寺の
「虎図」「龍図」です。
もう迷いのない、勢いのある作品！！！！！
写実を超えて、可愛らしさまで感じる作品！
実際に無量寺に行かれた方の話では、
今では和歌山の人たちにとっては
長沢芦雪は「祈り」なんだそうです。
大災害を受けた町を復興に導く、
そしてまた今でも守ってくれるお守りのようだと。
神格化されているとのこと。
でも、安易に想像ができます。
大津波で何もなくなってしまった場所に
あの「虎」や「龍」の絵を見た人たちが
どれだけ、どれほど元気付けられたことか。
迷いのない、勢いのある作品！！！
人の心の復興に大きく貢献した作品だったと
思います。
展示作品では・・・・
他にも、ふすまに描かれた朝顔の図なんて、
「こんな空間の使い方しますかっ！」と
笑っちゃうくらい、驚きの作品です！！！
描き直しができないキャンバスに、
こんな作品を描くなんて！！！
いつまでもいつまでも見てられた。
もう一度、見たいくらい。
３センチ✖️３センチの小さなマスの中に描かれた
「五百羅漢図」も圧巻！！！
拡大されたものがポスターで貼られていましたが
ちゃんと人も、動物も植物も描かれている！
ちっちゃなちっちゃな蟻が
蕗の茎を登ってる作品も。
ああ〜〜〜〜〜！
楽しかった！！！
この作品は後期展示のようで。
本当に可愛らしい！！！
雪の中の仔犬たちです。
後期はごっそり入れ替わるそうなので
また行こうと思います！
ほら、お猿さんたちが会話してるみたい！！！
そうそう「誰が考えたーーん？」のグッズ！！！
もちろん買ってしまいました！！！
お一人様３枚まで！の制限付き。
大阪会場限定！！！
これは買わなかったけど！！！
このガチャは、２回して。
真ん中下の子犬と、その上の猿が出てきました！
ガチャガチャって、大人になっても楽しい！！！
ああ、全部欲しい！！！（笑）
長くてゆっくりのエスカレーター！！！
上る時には見えにくいのですが、
帰りには見られる縦のポスター。
この牛さんも、後期展示作品だそうです。
迫力ありそう！！！
ということで、楽しい展覧会でした。
後期もたのしみだ、モーーーウ！！！
ああーー、しょうもないこと言っちゃった！（笑）