日本において
組織やコミュニティでの序列は
そこにやって来た順番で決まる
のだそうです。


これも中根千枝さんの指摘。




種類の違う魚を水槽に入れる時は
先に弱い魚から入れるそうですね。


後から入れられた魚は
先住の魚を襲わないのだとか。




この法則が便利なのは
実年齢や能力、スキルや資格を
ガン無視できること。


「〇年目」だけでお立場決定です。


だからいつまで経っても
後から合流したメンバーが
一人前とみなされることは
起こらないのですね。納得。


わたしが駆け出しの頃、
ギョーカイの重鎮とされる方が


「われわれ(草分け世代)は
『クライエントから得ている料金の
 倍の金額をスーパーバイザーに払え』
 と言われたものだ」


と仰せになられたことがあって驚愕&戦慄…
 
 
個人指導ってそんなにお金かかるの…
奨学金返してかなきゃいけないんですけど…
 
 
その場で意見する人は
誰もいなかったんですね。
まだ「忖度」という言葉が
流行る前でしたけど。


後に、その人物に抗議された
大学の先生があったそうです。
ご相談された方があったのでしょう。


先住の魚、超凶暴じゃん。


そういや「後妻打ち」とか言いますもんね。
花宴ですね。生霊になるやつ。


須磨とか明石で満足してしまって
ちゃんと通しで読んだことない。
もう一回がんばろうかなあ、源氏。


小島慶子さんによると
新人女子アナからの評価を
一番気にするのは
男性のベテランアナウンサー
なのだそうです。



新参者は軽く扱われると思いがちですが
既存の組織やコミュニティにいる側は
どう見られるのか気になるようで。


後から来た人の方が絶対
いろんなこと見えてると
思うんだけど…