映画「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」を見ました。

青空に映えるパステルカラーのカラフルな建物、近くには夢の国、ディズニーランド。

でも現実は厳しい。

貧困に苦しむ母子。

デ ィズニーランドのすぐ近くのモーテルにてその日暮らしをする。

母親は、誰彼構わず悪態をつき、職無し、日々の食事にも事欠く毎日。でも子供のことはとても大事にしている。

子供は学校にも行けず、近所の同じような境遇の子供達と遊ぶ毎日。自分の置かれている状況が過酷だということも理解できない年齢であるがゆえ、毎日母親と笑顔で暮らしている。

どんなに貧しくても、母子二人の絆は強く、支えあって、笑顔で生きている。

ウィレム・デフォー演じる管理人が母子を見守る温かい眼差し、オスカー候補も納得。

プロジェクトとは、アメリカにおいて、低所得者層が入る公共住宅を指すとのこと。この母子は、プロジェクトにすら入れず、モーテルにてその日暮らしをする人々。



そして、マジカルエンドとはそういうことか。
ご覧いただければわかります。

オススメです。