12月25日にTBSで放送された「報道の日 2011 明日へ…」を見ました。
2011年の年末に震災を振り返る報道番組でしたが、
震災に伴う知られざるエピソードがたくさん紹介され、
涙なくしては見られないものでした。
避難所や街で天使の歌声を響かせ被災者の心を癒した仙台の中学生合唱部員…
娘や孫を亡くした悲しみからようやく立ち直った老夫婦…
見ず知らずの人に津波から命を救われた親子…
炊き出しの暖かい食事や風呂には決して手を付けなかった自衛隊員…
自分が津波にのまれるまで防災無線で避難を呼びかけた町役場職員…
福島第一原発の電源復旧に決死の覚悟で臨んだハイパーレスキュー隊…
癌に侵されながらも被災地で明日を担う赤ん坊を取り上げ続ける産婦人科医…
ここで紹介された方々は、震災を生き抜いた多くの方々のうちの一部であって、
報道されない一般の方々にも、それぞれのエピソードがあるに違いありません。
本当に、この震災のこと、この震災で命をなくした方、助かった方、
辛い思いをした方、そしてこの震災が起きた日本に生きるすべての方、
みんなの思いを共有し、一つにすれば、きっと日本は立ち直れると思います。
<番組URL>
http://www.tbs.co.jp/shinsai2011/part4.html