五月雨や 降残してや 光堂
奥の細道で 松尾芭蕉が読んだ有名な句です。
テストで 五月雨や 降残してや ( ) ( )の中を埋めなさい
という試験がでそうです。そして 私とか (夢のあと) とか書いちゃいそう。
夏草や 兵どもが 夢のあと ですよね。同じ平泉で読んだ句ですが・・・。
光のお堂 金色堂です。
この写真は色々なところでよく見ていました。そしてなぜこれが金色堂なのか、と
思っていた 無知な私です。
中に入って、まぶしいばかりの黄金のお堂を拝見し、六白金星中宮の今年の象意
としてぴったりではないか、まさにスペシャルデーだったので、6・6・6の日です。
それもあって、彩水ツアーズの梨央社長とお母様が「やっぱりテンション上がるのは
ゴールドよ!!」とツアー先を中尊寺にしてくださったのでしょう。テンション上がりました。
藤原三代のご遺体や四代の首級がおさめられている と知って、金色に喜んでいる
だけではなく、ちょっと息があがるというか、いろんな意味ですごい!と思いました。
富の象徴とも捉えられる金色堂。でも平和を願う光 とも捉えられるのですね。
螺鈿細工の美しさ、比較的コンパクトなお堂の中にぎゅっとつめられた仏像の数々、
平安仏教美術の最高峰を目の前にして、約900年前の時代から、これを現在まで
残しておくという事業にかかわった歴代の日本人の方々を尊敬致しました。
伝統技術や風習の継承 の素晴らしさを感じます。
これは、金色堂の旧覆堂です。松尾芭蕉が見たのはこちらの覆堂ですね。
どうやって この覆堂をここに移したんだろう。
釈迦堂の近くには竹林が、そして大きな大きな樅の木がありました。
樹の根っこがすごいです。
こういう部分にも歴史を感じます。ここを降りて、赤い鳥居をみつけて、
一度戻って 鳥居をくぐって 次は白山神社にお参りしました。