最近は宝塚観劇からちょっと遠のいていたのですが、
4/25に雪組を、5/1に花組を、そして5/3の
春野寿美礼さんの20thアニバーサリーライブを
観て来ました。
雪組 ソルフェリーノの夜明けと カルナヴァーレ睡夢
そして 花組の 虞美人
舞台のスケールは虞美人の方が大きいように思うのですが、
作品のテーマは、 国盗りの戦争モノより、戦争で傷ついた
人の為に命を懸ける主人公の方にぐっと魅かれるものを
感じて、全然違う作品なのですが、珍しく1週間で2本を見た
為、つい比較してしまいました。
水夏希さんは アンリー・デュナン氏が乗り移っているように
感じました。そして、最後 はまこさんの 「敬礼~」という
展開に 号泣してしまいました。
虞美人の方は、♪赤い花びら~ の歌は 色々なスペシャル
公演で聞いて知っていたのですが、このような背景の下に
歌われた歌だったのかと知って、これまたはらはらと涙が
こぼれてきました。大歌舞伎のような最後で、迫力が
ありました。この作品は 2番手さんが美味しい作品だとも
思いました♪でも、影の主役は まっつ(未涼亜紀さん)の
ように思えて、静かな役なのに、まっつにくぎづけでした。
特に彼女は声がいいです。
それから、おととい5/3は 春野寿美礼さん 20周年記念の
アニバーサリーライブを お台場 グランパシフィックメリディアン
パレ・ロワイヤルの間で観劇してきました。
ゲストは田代万里夫くんと大鳥れい(みどりちゃん)さん。
3人で元気よくカクテルより主題歌を歌いながら客席からの
登場でした。懐かしかったなぁ。まだ振りも歌もすぐ出てくる、
覚えてるよ~というおさちゃんですが、途中で間違って
みどりちゃんに指摘されてました(笑)
聞き応え、見ごたえたっぷり 素晴らしい時間はあっという間
にすぎ、2時間15分を満喫しました。
何曲歌われたでしょうか。おさちゃんの選曲で、今までの
ディナーショーやコンサートなどでも歌われなかったものも多く、
久しぶりに聞けた 不滅の棘から フリーダ ラ・エスペランサ
より 高ぶりのままに など 懐かしく 聞きたかったよ~という
ものを沢山聞けて、本当に満喫しました。
お仕事のペースはゆったりですが、ひとつひとつをとても丁寧に
消化されているおさちゃんを見ていると、そんな生き方が
素晴らしいと思います。
最後のサプライズ企画で、おさちゃんの歌に合わせて途中から
みんなで参加して一緒に歌ったりコーラスをしたのですが、
最初こめめを大きく見開いて、びっくりされていたおさちゃんですが、
だんだん感極まって、涙があふれる瞳を見て、今 おさちゃん
ものすごーーーく幸せなんだろうなぁ、なんて思いました。そして
そんな瞬間を一緒に感じられる私たちも幸せだなーとしみじみ
思いました。そしておさちゃんと歩いてきた(勝手についていった)
長い時間をいとおしく思いました。
この企画の為に、最初少し早めに会場へつき、ミュージカルの
指揮者で有名な塩田先生のご指導を受けたのですが、塩田先生の
指揮で演奏される方がのりのりになるのもわかるような、人を陽気に
させる、人の心をぐっと前に出されるのがお見事な先生なんだと改めて
実感しました。そんなレッスンも受けられた私たちは幸せ者だなぁ。
しばらく忘れていた、素晴らしい曲や歌 音楽に触れることの幸せを
感じたコンサートでした。
おさちゃん 万里夫くん、みどりちゃん ありがとう。