体調不良で休んでいる人がいます。
まぁ 家で仕事しているようなんですが
私が定年を迎える数か月前にはかなり悪くなっていました。
そして 最近また
「私さんが居なくなるって思うともう嫌なんです。
会社に行きたくない！」と
「でも 私が居なくてもちゃんとやってるじゃない？
私以上に回りを見ているし意見もちゃんと言えていると思うよ？」
「やっとなんです！もうホントに嫌なんです。
私さんが居てくれると思うから今までやってこれたけど
私さんはもう以前の業務じゃなくなってるし・・・」
「そうね 今後はあなたが前に出てやっていかないとね」
「それが嫌なんです！私にはできません！」
「そかな？ 見ているとちゃんと考えて回りに理解させようと頑張ってるよ？」
「頑張ってますよ でも 苦痛なんです」
「そうだねぇ 私も役職者になりたての頃はどうやったら良いのかわからなくて
誰も教えてくれなくて、結局部下から一斉に文句言われて
私は円陣の真ん中に座らされて、私を囲んで部下たちがまぁ色々ぶつけてくれたよ」
「え？そんなことやられたんですか？私だったら耐えられない！！！」
「そうだねぇ でも 話はじめは周りが興奮しちゃって 感情的になちゃって
すごい酷い事言われたなぁ だけど なんだろう 一度大きくため息ついたら
なんか こちらが落ち着いちゃってねぇ。
そうかぁ そんな風に思わせちゃったんだね って言えたんだよね。
その場で 心配してくれてありがとうって言えたんだよ。
そしたら そのうちの一人がさ
私たちはチームですよね！私たちにも頼ってください！みんなでやれば私さん一人夜中まで
残業することも減るでしょ！？って なんかさ 泣けちゃうよねぇ
いいメンバーに恵まれてたなあって その時に頼りたかったけどみんなも家庭もあるし
家で待ってる人もいるし やってほしいとは言えなかったって言ったんだよね～
でも その後 私がデータを見て感じていることをみんなに伝えて
どういうデータが異常なのかなんかを教えていったんだよね
そしたらさぁ 早く教えてもらえばよかった！ってなってね
みんなで頭寄せて この場合のデータはここに不具合がある とか
ここに出る異常は不正の可能性がある とかさ 教えていったんだよね
不正の可能性を教えちゃうと、データ改ざんも手が込んでくるからさ
結託されたら困るからって教えられなかったんだよね・・・
要は周りを信じてなかったんだなあ・・・
でも 要をちゃんと自分のものにしておけば たとえ、不正に手を染めていても
見抜く事は出来るって事は私だけのものにしておいたのよね 社長からもそういわれていたし
そうやって教えていった人達は私が退職した後、役職者になったり店舗総括になったりしていたから
うれしかったなぁ。」
「私絶対耐えられない！今の時代そんなことやれば虐めだしパワハラですよ」
「そうだよねぇでも あの時の事は私にとっては必要な経験だったんだなって思えるんだよね」
「もぉ～～＾そういう経験してる私さんには敵いません。私にできるわけない！私さんがすぐにでも居なくなるんじゃないかって
恐怖心しかないです」
「まあまあ・・ 大丈夫だよ あと数年は居るからさ それまで一緒にやっていこうね」
「ほんとに？ 黙っていなくならないでくださいよ！？」
「あなたこそ やっぱり退職する！なんて言わないでね」
それから数日。。。声は元気になっていましたね💦
私に出来ることはやっていこうと思います。
まず自分を理解してもらうことをやっていけば、自分の弱いところや出来ない部分なんかを
隠すのではなく、表現することであの人も人間なんだよねって感じてくれると思っています。
今思い返してもあの円陣組まれてその中に入っていくときは身体が震えたことを思い出します。