仕事を楽しいと思ったことはない | noriko2845のブログ

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久々に登場! K君です。

 

社会人としてはかなり未熟です。

ですが仕事は出来る。

ただ問題なのが人間性。

深く考えることはしない。(良い事かもしれないけど)

 

私がこれまで見ていて

K君は過去のデータを見て間違いを探すのは誰よりも早い!

そう言うところが認められ役職になりました。

ですが、やっぱり人間性が・・・

その部分は会社側からの課題として本人に伝えたそうです。

 

 更に役職があがり、以前よりマネジメント幅が広がり

通常の業務よりそちらが重要視されてきます。

 

 私が業務から外れ、静かに過ごしているこの頃ですが

K君への苦情が絶えません。

「偉そうに」だとか

「わかってない」だとか

「説明殆どなしでやれと」だとかまぁ次から次

これには上司から本人に対して注意されたようですが

今、以前の私と上司の関係に似たことが起きています。

 

「あの人と仕事やっていけない。何も仕事のことがわかってない!」などなど

違う人からは

「なんでできないの?」と言われる

「何がわからないの?」の言葉で傷つく

なので

「わかりました」と言うしかない。

質問した人からは

「結局何も解決できませんでした。わたしさん、教えてください」と。。。

 

どちらかと言うと私の説明はクドイです。

例になる話をしながら

「こうなると こういうやり方なんだよね」

その話の反応を見ながら まだ理解できてないなと

思えばさらにかみ砕いて説明するので、くどく感じます。

 

そんな不満な声がかなり聞こえ始めたので

K君と話をします。

すると

「大変だなんて思ったことない」

「仕事?したくないです」

「好き?仕事を好きとか楽しいとか思ったことないです」

「なんで出来ないのか理解できない。簡単なことなのに分からない人がわからない」

と・・・

 

それで

「ここに来た事後悔してるってことかな?K君にとっていい職場では無かったってことかな」

「私はK君の大事な数年間を無駄にさせたってことかな」

と聞くと しばらく黙るK君

「いえ 無駄とは思ってないです。ここにきて良かったと思ってます。

 わたしさんには感謝しかないです」

 

ん?さっきまでの言葉と違うんじゃないか?

 

 

 

「役職者になる前は、一般社員だったよね。その時は上司からの指示に従っていれば良かったよね。

 当時はその上司の事 あいつ頭悪すぎると思ったって私に言ったこともあったよね。

 部下ってさ データじゃないんだよ。コンピュータでもないし、出来上がったソフトでもない

 K君でもないのよ。

 育った環境ややってきたことはK君とは全く違うの。

 感情をもった人なんだよ。

 K君は何も考えずに一般職員の時に過ごしてきたかもしれないけど

 その中で私に、あいつバカだからって言ったことあるよね?

 上司の事そう思っていたってことだよね。

 ね?部下だったころのK君はそうやって上司を評価していたよね?

 今は部下にどう思われている? K君は人がどう思おうと関係ないと

 感じているかもしれないけど それだと業務は進まないしチームとして出来上がってないよね。

 一方的に指示を出して、できないやつが悪いみたいな?

 役職者になるとそこがメインの仕事になるんだよ。

 どうやったらチームがうまく動くのか? この人はこういう性格だから

 こう話せば気持ちよく仕事をしてくれるんじゃないか?

 この人はこの辺が苦手だから様子見ながら挑戦させようか?

 いい?部下が育たないと上司になったK君も育っていかないんだよ。

 なぜかわかる?部下が育てば自分がやっていたことを部下に回せるでしょ?

 部下は今より高度な業務をこなせるようになる。自分は?その空いた時間でさらに高度な業務を行えるのよ。

 そうやって部下がそだった部署はいい仕事ができる部署になるの。

 今の状態を見て?誰が相談してくれてる?逆に逆らう意見しか来てないでしょ?

 打合せの時も感情的になってるし それってかなり鬱憤がたまってるってことだよ?

 相手の事を分かってあげる。自分の事も部下に理解してもらう。それが出来ないと苦しいのは自分だよ?

 自分の部下がどういう仕事してるか把握してる?」

K君は話の端々で

「いやぁ~」とか

「そうかなぁ~」とか

「馬鹿にした?え??そうだったかな」とずっとブツブツ言って人の話を聞きません。

 

「まずさ 人の話を最後まで黙って聞くことをやってくれないかな?

 そうやって 言葉尻を捕まえてそのことだけを言ってるけど話全体をまず聞いて考えてほしい」

「え 聞いてますよ」

「いや 聞いてるじゃなくて聞こえてるだよね?自分の芯で聞いてない」

「いや 聞いてますって」

「じゃぁ どうするの?」

「部下を把握するんですよね」

「それさ 私が今最後に行ったことをそのまま言ってるよね?

 考えて言ってるようには聞こえない」

 

以前 役職者研修がありました。

外部から講師を呼んでの研修でその講師から

「あなたに役職者は務まらない誰も付いてこない やめてもらいたい」みたいな

事を言われたと K君から聞きました。

その時の様子を聞くと

教科書に書いてあるような事を言いたくない。

質問が馬鹿げていたからつい笑ったと・・・それで講師がブチ切れたと

 

そりゃそうだよなぁ って思いました。

 

「自分一人でやることならできるんだと思うよ。優秀な人だとも思う。

 だけど役職者は人をうまく使ってナンボじゃん?それが評価になるんだよ。」

「評価?んなもん必要すか」

あぁ・・・・講師が怒るのも無理ない。

この人の部下になった人がかわいそう・・・

 

部下の一人がまた相談に来ました。

「もう どうしてもダメなんですよ。言っても理解してくれない。

 以前決まったことなのに それを勝手に変えてくるんですよ。

 以前言ったじゃないですか?っていえば 言ってないって言い張るんですよ」

「そうかぁ・・・ じゃぁちゃんと記録をつけましょう。

 〇月〇日 △△MTGで決まったこと。それをちゃんと記録して

 どんな問題点が上がっていてその問題点について

 改善案がいろいろ出てくると思うの それらをすべて記録して

 結果この案に決定した と誰が見ても分かるように記録して

 決まった後に違うことを言ってきたら そのことを話しして

 決定後変更するならちゃんと伝えてほしいとか変更する前に確認するようにとかを

 全体のMTGでちゃんと言ったほうがいいね。役員も参加しているMTGだから

 役員の立場から意見が出ると思う。

 あなたが言っていることは間違っていないから自信をもって発言してね」

 

その後、上司を交えて話し合いが行われるそうです。

その場には私は参加しません。

双方に個別に話をしてきました。

それで どうなるか・・・・ 結果は週明けかなあ