こんにちは
仕事を楽しむ!人生を楽しむ!
ライフデザインアドバイザー
長谷川のりこです

「嫌なことから逃げてください」
クライアントさんに何度も
言っている言葉です

 



苦手なことに直面した時
世間一般では
「克服することが素晴らしい」
と思われています

当然ではありますが
苦手なことをを克服する
のは並大抵なことではありません

そしてそれを克服した人は
確かに素晴らしいと思います

しかしながら
人には多かれ少なかれ
得手不得手というものがあります

 



「逃げる」というと
マイナスなイメージがありますが

要は
「自分で直接解決する」
以外の方法を見つけましょう

ということです

自分で解決しなければどうするの?

簡単です…
ほかの人に頼めばいいんです(^▽^)/

 



努力もせずに人に頼むなんて…
と思われますか?

そもそも
「努力」
とは何なのでしょうか??

何をもって「努力した」とみなすのか?
それは人によって違います

成果に結びつかなかったとしても
努力したとみなし評価する人もいれば

成果に結びついて初めて
努力したとみなす人もいるでしょう

乱暴な言い方をしてしまえば

時間と労力さえ使えば結果など
どうでもいいのか?

成果さえ出せばその過程は
どうでもいいのか?

ということです

どちらにも賛成しがたいですよね?
要はバランスが大切なのです

 



実際仕事の現場で
部下に仕事を命じたところ
次のような場面に遭遇したら…

会議に必要な資料が急遽必要になり
部下に資料作成を命じます
自分なら30分で作ってしまう資料ですが
資料作成の苦手な部下は5時間かけて
作成しました

苦手なのによく頑張ったね…
とほめられますか???

ほとんどの人は
5時間もかかるなんて…
もっと早く作れないの?


と思いますよね?

でも部下は決して怠けていた
わけではありません

むしろ試行錯誤して
何とか自分一人の力で
作り上げたのです

でも…
こんなに頑張ったのに…
誰も褒めてはくれません
むしろ「遅い!!」
と怒られる事態に…

 



今後も同じようなことが
起きるかもしれません
では部下はどうすればいいのか??

方法は2つしかありません

①早く作れるようにスキルアップする
②誰かに頼んで作ってもらう


この2つの解決方法
ほとんどの人が①を評価します

でも…②を選んだ人は
「人に頼む」努力をしているんですよ

もしかしたら①を選んだ人は
人に頼むということが
苦手なのかもしれません

②を選べる人は
「人に頼む」ということが得意
つまり
「依頼」スキルが高い人
なのです

努力の仕方は人それぞれです

真正面から向き合って
直接解決する人

得意な人に頼んで
解決してもらう人

どちらが
かっこいい
ですか??

ほとんどの人は
自ら解決をする人

と答えるでしょう

しかし…
得意な人に頼んで解決する
というやり方は
最も効率的かつ合理的
解決方法なのです

 



そして
人に依頼する
というスキルも
その人の立派な特技

なんですよ(^▽^)/

ところが
社会人になると
人に頼む
という解決方法と
自分でやる
という解決方法では

人に頼む=努力しない
自分でやる=努力する


という風に思われがちです

どうしてでしょうね???

結果は同じです
いえ…むしろ
得意な人が作った資料のほうが
完成度は高いのです!

生産性の高さ
効率の良さ
を求めるのならば…
自分の苦手なことを
得意な人に依頼してみましょう!

 



克服しようとすることは大切ですが
克服のために費やす労力と
もたらす結果のバランスは
もっと重要視すべきです

このバランスを考えず
ただ時間と労力のみを費やして
克服するのは…
むしろ愚かなのでは?

そんな風に思いますが…
あなたはどう思いますか?