こんにちは
仕事を楽しむ！人生を楽しむ！
ライフデザインアドバイザー
長谷川のりこです
喫茶店で聞こえた50代くらいの
男性たちの会話が気になりました
具体的には
最近の新入社員は
すぐに文句を言う！
お言葉を返すようですが…
何てこと言っちゃいかん！！
3年5年…10年と働いてから
意見するのならわかるけど…
入社して1年にも満たない社員が
いっちょ前に口出ししちゃいかん！！！
というようなことを言っていました
この話の背景にどんな出来事があったのか？
それはわかりませんが
この部分だけを聞いていると
今年入社した新入社員が
仕事のことで一人前に
文句を言ってくる
というような感じでした(´;ω;｀)
さて…彼らが話していた「文句」が
どんな内容だったのかまでは
わかりませんが
似たような話で
新入社員目線からの話を
入社1年目のクライアントさんから
聞くことがあります
入社して半年もしてくると
日々の業務は自分一人で
できるようになり…
次第に
自分でも効率を求めて仕事を
進めていくようになります
するとどうしても
「ココのやりかたこうしたほうが
いいんじゃないか？」
というようなことが出てきます
そんな時上司に
ココのやり方を
変えてみたいのですが…
と提案すると
上からの指示でそうしているのだから
勝手に変えるな！
と一括されてしまいます
とりつくしまもない
「報連相」が大切だ
というのは会社員として
まず最初に言われる心得です
報告・連絡・相談
部下が行うべき3つの行動ですね
これはすべて過去・現在・未来
の一連の流れを表します
まずはすでにあったこと（過去）を
上司に報告する
そして今起きている状況（現在）を
上司に連絡する
最後に今後どうすべきか（未来）について
上司に相談する
というものです
わたしのところに相談に来ていた
新人さんがしていたことは…
間違いなくこの流れに沿って
いたんですよ
彼は仕事で使っている書類の様式が
とても
使いにくい
と感じていました…
商品のチェックをする際に
使っているのですが…
とにかく
「記述欄が多い」
のです(´;ω;｀)
しかし記載する内容は
いつも決まった定型文を書き込むだけ…
それなら最初から印刷して
チェック項目にしたほうが
効率がいいのでは？？
そう思った彼は
早速書式の変更を上司に
提案しました
彼は…
今までやってきた業務の内容を
上司に「報告」しました
そしてその業務を遂行する上で
現在商品チェックに時間がかかっています
と「連絡」しました
最後に
今後の業務を効率的に行うために
書式を変更してみたいのですが…
と「相談」しました
ところが…
返ってきた返事は…
でもねぇ…
ずっとそれでやってきてるし…
本社が書式作っているから
勝手に変えられないし…
という何ともお粗末な回答でした
彼は
自分の提案が通らなかった
ことを嘆いているのではなく
それ以前の問題として
いくら相談をしても
すぐに却下される
本社へ話を通すことも
してくれない
そもそも部下の意見なんて
聞くつもりが全くない
ということに憤りを
感じているんです
報連相を徹底する
というのは…
何も部下だけに限ったことでは
ありません
それを受け取る上司にも
受け取る側としての心構えが
必要なんですよ
緊急案件や重要案件では
すぐに報連相！報連相！というくせに
現場の業務効率化を求める提案（相談）
には全くもって受け取る姿勢がない…
これらの意見だって
立派な部下からの「相談」ですよね？
これらを常に蔑ろにしておきながら
部下には「ちゃんと相談しろ」
といったって…
相談してもどうせ聞いてくれないし…
という雰囲気が出来上がっていますよ
部下の意見を聞かない
現場の意見を聞かない
というのは…
つまり
報告→連絡→相談→却下！！
という流れを作っているんです！！
却下されるとわかっていて
誰が相談しますか？
相談しても無駄なら…
連絡なんてしてもしょうがない
連絡しないなら…
報告なんて必要ないんじゃない？？
うん！報告するのやめよう！
部下の頭の中にはそんな思考回路が
できあがってしまいます
相談しろ
というのなら
相談できる状況を
作るほうが先ですよね？
喫茶店で話をしていた
男性たちですが…
部下の話を聞くつもりが
全くないように思えました
更には
「口答えするな」
「黙って言われたことをやっていろ」
と言わんばかりの盛り上がり方でした
新入社員の意見が通るか否かは
また別の問題として…
新入社員だから意見を言えない会社…
なんて窮屈で仕方ないですね…
意見を聞いてもらったうえで
それは無理だ！
と言われるならまだしも…
口にすることすらできないなんて…
ストレス溜まりまくりです(´;ω;｀)
この会社では働きたくないなぁ…
そんな風に思ってしまいました(´;ω;｀)