こんにちは
仕事を楽しむ!人生を楽しむ!
ライフデザインアドバイザー
長谷川のりこです

仕事のこと
家族のこと
実家のこと
介護・育児

様々な相談を受けますが
わたしの解決方法は最初に
クライアントさんが
どうしたいと思っているのか?
その本音を明確にするところから
始まります

 



そんなの…
今の仕事を続けたいんだよ!

という気持ちで相談に見える方が
多いのですが
実際相談に乗っていると

本当に悩んでいるのは
別のところだったり…
ということも多々あります
(というか…そのほうが多いです)

自分が育った環境や
周囲の意見から
「自分はこうであるべき」
「こうあることが一番望ましい」
という風に
思い込んでいる
そんな人がとても多いんです

 



価値観は育った環境から
形成される部分が大きいのですが

その人の
本姓
というものが置き去りにされて
しまうこともあるんですよ

サラリーマンの家に育った子どもは
親と同じように
安定的な大企業に就職して
終身雇用を目指す
ということに安心感を覚えます

当然ですよね…
その生き方で
失敗していない人(親)
の姿を見て育っているんです

成功するかどうか
ということよりも
人は
失敗しないかどうか
という部分に敏感になります

なので幼いころから
サラリーマンとして毎月決まった
給与をもらい生活を続ける
という生活が

当たり前
であり
もっとも安心できる生活
であると

知らず知らずのうちに
頭に叩き込まれる
のです

ところが…
そんな幼いころからの生活が
実は自分には「合わない」
と気づかされることもあります

そんな場面に直面した時
こんな「当たり前」の生活が
出来ないなんて…

自己嫌悪
に陥ってしまう人は少なくありません

 



昔ながらの
母親像
を維持しながら

社会人としての自立

も全うしなければいけない…

結構大変なことです

女性が働きやすくなったのは
間違いありません

しかし…
実際のところ
その当事者である女性の
気持ち
が一番置き去りにされているんです

働きやすくなったから
思いっきり働いていいよ!

男性も家事育児を
手伝うから…

って…
手伝うという言い方が
まずもって
主に女性がやります
男性はあくまでサポート
という意味になりますよね(´;ω;`)

そして何より…
女性が今までの人生で
当たり前のように刷り込まれてきた

母親としての役割

があまりにも大きすぎませんか??

 



周りが
そんなに頑張らなくてもいいよ
と言ってくれたとしても…

本人が
これでは母親として失格
と認識してしまう…

こんな場合は
周りがどんなに協力的であっても
彼女の納得いく
家庭と仕事の両立

は困難になります

環境が許しても
本人の気持ちが納得できていない
自分が許せない

 



というわけです(´;ω;`)

彼女たちはわたしのところに
来るまでに様々なところへ
相談に行っています

その回答の多くは
・家族の協力を得るようにしましょう
・完璧な家事を目指す必要はありません
・家事の時間を減らす工夫をしてみましょう
・職場での理解を得ましょう
・仕事の負担を減らしましょう
など…

解決方法としては正解です
もちろんそれを実行している人も
たくさんいます

しかし…
そもそも彼女たちが
「自分はどうしたいのか?」
を理解していなければ

家事の時短に成功しても…
職場の業務負担を減らしても…

家族との時間は増えたのに…
自由な時間も増えたのに…

なんだかもやもやする…

 



そんな状況がずっと続いてしまうんです

なんかすっきりしない
なんか満足できない

そんな小さな不快感が
長時間続くことで
気づかないうちに
大きなストレスを
抱えてしまうんです

だからわたしはクライアントさんに

「あなたはどうしたいの?」

と問いかけます

だって…
そこが一番大切な部分ですから!

こんなことを思ってしまう自分は
汚いのではないか?
こんな風に思っていることを知られたら
周りからどう思われるだろうか?

そんな気持ちが邪魔をして
自分の本当の望みを
受け入れることが出来ない人がいます

でも…
人間なのですから
きれいな部分も汚い部分も
あって当然
です

 



汚い部分を知られたくない
そう思うことは止められませんが

本当の望みが何なのか?
それをきちんと理解しておくことは
人生の様々な選択の場面で
役に立ちますよ(^▽^)/