今までの記事で、我が家が不思議家屋であることは分かってもらえたと思う。

 

劇的ビフォーアフターを見るたび、母は「うちも応募しよ」と皮肉を言います。

 

父には、親としては感謝していますが、人としても、大工としても賛同できない所が多くある、面倒くさい頑固親父です。

離婚の危機とか何度もありました。今離婚していないのは、和解したからではなく、たまたま離婚コンプリート出来ていないだけです。

 

そんな我が家も、縁あって家族に生まれてきたわけだから、日々色々ありますが生きてます。

https://ameblo.jp/otta3/entry-12332378428.html

秋子さんの様な気持ちでいると、少しは面白みもあります。

 

 

そんな「男のロマン大好きな大工の父」が作った我が家は、あちこち欠陥だらけです。

実用性皆無の露天風呂とかに大金かけてしまう父だから、家庭を守る母の意見等、歯牙にもかけません。結果、母が反対、忠告した通りの日当たりの悪さ、使い勝手の悪さ、湿気の発生、閉まらないドア、向こうが透けて見えるガラス張りの戸、置き場所に困る高級ソファ、マッサージ機、等々、

 

「だーかーらー!言っただろおーーー!!!」

 

とどこぞの議員ばりに不満を貯めては、本人に聞き入れられなくて苦労してきた母。

 

要介護になっても、偉そうな態度は変わりませんし、寧ろ増すばかり。

 

そんな父に、ジャブの様に皮肉を込めて言うセリフが、先ほどの「うちも応募しよ」

 

ささやかな反撃です。当然です。

 

さ、そんな我が家のもう一人の男衆、弟は

工業高校の出で、電気整備工事士?の資格を持っています。

電気関係の各種資格は、ほぼ持っています。

 

そんなちぐはぐな我が家の、ちぐはぐな電気配線を、弟と一緒に調べ上げました。

 

ペンタブの様な便利な道具があり、これをコンセントや、プラグに挿したり触れたりすると、ピーピーなって、電気が来ている事が分かります。

それを持って、家中のコンセントというコンセントを調べ上げ、どのエリアがどのブレーカーを使っているかを改め直し、すぐにテンパールの落ちる我が家の、電化製品の使い方を整理してくれました。

 

良い弟や。。

 

それを元に、私が、各家電の設置場所の見直しをし、脳梗塞常習犯の父が、この寒さで倒れない様に、安心して暖房機器を使える環境を確保しました。

 

この作業で、弟は天井裏まで潜ったのですが、不思議なことに、10個あるテンパールの内、2つの配線がどこにも使われていない事が分かりました。

 

二人して、「消えた2番を探せ!」

 

とか、ドラマ仕立てにしてはしゃいでみたりしました(子ども)

 

結局、天井裏の配線全てを確認しても見当たらないのが謎過ぎる。。。

 

新家屋は別のブレーカー、この所在不明の旧家屋のブレーカーは、わざわざ8・9

10番を増設してまで電気容量が足りていなかったのに、なぜ使っていない所在不明のブレーカーが2つもあるのか。。。

 

謎。

 

 

そんな電気関係まで整理して、我が家はこの夏から大騒ぎです。

 

父は、後遺症のせいで、皮膚感覚が機能せず、冬も夏も、適温が分かりません。

だから、安全の為に、一日中、彼の為に、冷房や暖房が稼働しているのです。

キッチンだって、廊下だって、冷蔵庫だって、鍋だって、全て、父が自分で車いすのままで出し入れできる、行き来できる仕様にしている為、ミニマリズムにも断捨離にも、限界というか制限があります。

 

 

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私の部屋の電気。カバーを外して、外側の電球も配線を引っこ抜いてます。

別記事の通り、北向きで、斜め天井で、母屋から一段低く、凹型の私の部屋の天井は、

日が差さないので、一日中暗いです。横に細長いので、2か所に電気が点いてるけど、丁度デスクを置ける辺りが、どちらの電球の明るさにも微妙ーーーに掛からない暗めの位置で、これまた家具の配置に悩むところです。

そのうちの一つは、両方点けると、今度は眩しいし、電気代も節約したいので、カバーを外して明るさを確保し、中と外で電球の色を変え、より自然に光るように手を入れてみました。

 

 

秋子さんが、修理に出したピアノが、すごく困った音色で返ってきたのを記事にあげてて、その様子が、また、「ああ、この人はすごいなぁ」と思ったのでした。

https://ameblo.jp/otta3/entry-12329720522.html

 

私は、この中古品の部屋の上手い使い方を、まだ見つけられずに奮闘しています。

それでも、ここは「私の部屋」です。