法事に行ってきました。

お経の後、お坊さんのお話を聞きます。


仏壇に供えられている花は、仏壇ではなく、来る人のほうを向いている。

それは、人それぞれの中に神が宿るからなのだ。

神が宿っていなければ、祈ることはできない。

自らの仏を信じ、祈りをささげてください。


お坊さんのお母様が先日なくなったそうです。

お母様が昭和9年にこのお寺に嫁がれたときは、貧しいお寺だったとか。

物欲とか、人を押しのけてと言う感情を全く持たず、

貧しさの中でも人のために、一生祈り続けた人だったそうです。


どんな宗教にも、通じるのが祈りと言うもので、

望みがかなうことによって、人が不幸になるものを、祈ってはいけない。

自分というものに、祈りをささげてください。




そんなお話でした。


  はかなくて

  すぎしひかたをかぞうれば

  はなにものおもうはるぞへにける


・・・この歌は、桜の歌でしたね。

もう秋近いって。