小学生のたかしと、黒人の大人ジョンが入れ替わってしまうというCM。
インターネットではこれくらいの変化が起きているって、笑ってしまった。


どうしてインターネットの変化についてCPUメーカーがCMのメッセージに出したのでしょうか。
分からないですが、ふと思ったのがセカンドライフなどの3Gですが、グラフィックとCPUは関連性があると言えばあるけれど、直接関係しているのか疑問です。


「インターネットの変化だからインテル。」というメッセージを作りたかったのでしょうか。


インテルのページを見てみます。

http://www.intel.co.jp/


「ノートでホームエンターティメントを楽しむなら、インテルの技術がいいよ」ってことらしい。
たかしとジョンのブログが公開されている。
今はCMのその後の一つの日記しかないけれど、ブログとしているところからも今後も続いていくのだと思います。
ストーリーを作り、ノートパソコンでエンターティメントを実行するストーリーを見せ、最後に「インテルインサイド」とつないで、「ノートでホームエンターティメントを楽しむなら、インテル」というメッセージを浸透させようとしているのだと思いました。


これを関係性マーケティングと考えて見ます。
関係性マーケティングには、
1.トライアル装置
2.リピート誘導装置
3.リピート装置
が存在します。


関係性マーケティングについては、以下の書籍が参考になると思います。
http://www.amazon.co.jp/%E9%9B%86%E5%AE%A2%E3%82%92%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%99%E3%82%8B7%E3%81%A4%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E6%88%A6%E7%95%A5-%E6%9D%91%E5%B1%B1-%E6%B6%BC%E4%B8%80/dp/4883351181/ref=sr_1_1/250-8031465-7266646?ie=UTF8&s=books&qid=1173794782&sr=8-1


今回のCMで言うと、それぞれはこんな感じになると思います。
トライアル装置=CMの面白さ
リピート誘導装置=CM登場人物のブログ
リピート装置=CMおよびブログを見て面白いと考えた人


このCM、本当に面白いんです。
私もリピート装置になっています。


でもすごいです。
CPUなんてエンドユーザにとっては何のこっちゃさっぱりなものを、「インテルじゃなきゃ」というイメージを作り上げ、PCの購入するときの選択肢の一つに上げてしまうのですから。