「物語消費」とはどのようなものかというと、通常消費される商品の裏にある大きな物語(世界観)を消費するという行動。
でも、作った世界観はリアルにも存在している。
日常生活の中でも、立場によって自分の性格を変えたり、表情や話す順序を代えたりは普通にやっていることだと思う。
リアルな人間の世界観とは、境遇や正確に当たるかもしれない。こっちには興味を示さないのかな?と疑問に思いました。
社長の人生なんて面白そう・・・私の履歴書ってこれに近いかも。

そういえば、プロジェクトXとか、ソロモンのなんとかとか、週末やっている波乱万丈なんとかとかも、その人の境遇だったり、商品のメイキングのようなものですね。

ある意味、物語消費って新しくない。
書籍も1980年代後半に書かれたものだし。
これが今影響力を持っている・・・らしい。

技術的なイノベーションは無い。そして、市場は成熟している。
そのあとに「これからはナラティブ」とつながるイメージは持てていない。
でもダニエル・ピンク著「ハイ・コンセプト」にも、物語について書かれていましたし・・・。
とりあえず、そういう流れってことにして、その物語消費に対抗するためのものは何なのか、知りたいところです。