「IBMで学んだことアスキーで得たことセガで考えたこと」という書籍に書いてあったのですが、
http://www.amazon.co.jp/IBM%E3%81%A7%E5%AD%A6%E3%82%93%E3%81%A0%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%81%A7%E5%BE%97%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%BB%E3%82%AC%E3%81%A7%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8-%E5%BB%A3%E7%80%AC-%E7%A6%8E%E5%BD%A6/dp/4898310311/sr=1-1/qid=1169363711/ref=sr_1_1/250-8031465-7266646?ie=UTF8&s=books

商品の「特徴」をユーザの「利益」に変換する法則で、「フィーチャー、ファンクション、ベネフィット」というものがあります。

・フィーチャー:特徴、特色
これはMDです。これは12気筒です。など

・ファンクション:機能
今までのものより5倍早い。今までは10分しか持たなかったのが1時間持つ。

・ベネフィット:利益
その商品がどんな得をもたらすかという「ベネフィット」に変換しなくてはいけない。

フィーチャーからファンクションへ変換させ、ファンクションからベネフィットへ変換させることがマーケティングであり、そのベネフィットを受けて意味があるであろう人、すなわちターゲット・セグメントに、それを情報として伝えるのがコミュニケーションなんだと。

ベネフィットが重要とよく言われるが、いったい何のことやらと思っていました。
特色と機能については意識できますが、その先に顧客にとっての「得」というものがあって、それを見なければならないということなんですね。