本日の曲は、J・A・シーザー 【 人力飛行機の為の演説草案 】でお送りいたします! | 玉屋夢庵★☆大人ゆめかわアクセサリーと雑貨ショップ

玉屋夢庵★☆大人ゆめかわアクセサリーと雑貨ショップ

大人ゆめかわアクセサリーとマグカップを
作っております。リボンタイもございます。
通販・アマゾン・はっぴーディアーズ・
Creema・メルカリ・ラクマにて、
アクセサリーの販売をさせていただいております。


いつもお読みいただいている方様、こんにちわ

そして、初めて読んでいただいた方様、はじめまして

鳴かぬならドツいたれ虹の鳥のブログの管理人、
白河甚平です!



★*:.,.:。.*・゜☆:.,.:*:.,.★*:.,.:。.*・゜☆:.,.:*:.,.★*:.,.:。.*・゜☆:.,.:*:.,.★



J・A・シーザー 画像


今日のお送りする曲は、
J・A・シーザー
【 人力飛行機の為の演説草案 】

です。



<J・A・シーザーって誰?>
寺山修司主宰の劇団「天井桟敷」の一員。
音楽を担当していた。


(注)長い歌詞で、かなりカオスな世界です!



【 人力飛行機の為の演説草案 】

おれはアパートの陽あたりのわるい
十一月の壁に
鳥のように羽ばたいて飛ぶ
オーニソプタ(人力飛行機)の
設計図を記述した


ダンスの教習所へ通う金のない男

買い物に出かけて行って
三年帰らぬ妻を待つ男

古道具屋の人命救助袋を見て帰る男

世界中に電話をかけたいと思いながら
十円玉をポケットからとり出さぬ男

黒く塗る男

橋の上から去った男

「停車場から出た汽車は
 自由に辿りつくことができない」
と知っている男

野良犬にミルクをやる男

洗面器の吐瀉物を
線路まで捨てにゆく男

孤立した個人の内部へ
かぎりなく退行してゆく男

大鳥に見捨てられた男


おれはおれ自身の重力だった
そしておれ自身の揚力でもあった


おれは空っ風の駅前広場で
一メートル四方一時間国家を幻想し
ボロ靴を見つめ
同一化と分極について考えている
夏に死にそこねたセミが
おれの薄汚れた背広の左肩の
翼弦にとまっている
大鳥は綱領のない革命であった
ジョン・コルトレーンに
たった一度でもいいから逢いたかったよ
一メートル四方一時間国家は
やがて二メートル四方二時間国家
三メートル四方三時間国家へと
拡大してゆくだろう


電柱も家も
タンポポも
自転車修理屋も
紙屑も 

周辺部の一切は日没までには国家化され 
ガス管のように血が地下水となって流れ
理性の現実態としての管理と支配を見捨てて
ただはてしなく拡大しつづけるだろう
そこには 日々の命令も
エイハブ船長の白鯨狩りもなく
マルコ・ポーロの羅針盤も
弾薬庫もないだろう
外面的集団化も
キルリーの鳥も
記述されるべき歴史も
王国も
存在しないだろう

大鳥が撃ち落とされたとしても
その骸(むくろ)などは見るな 
その飛んできた軌跡を見
空の広さを見
その空全体を頭のように
抱えこんで立ち上がり
五百メートル四方五百時間国家は
やがて千メートル四方千時間国家
万メートル四方万時間国家へと幻想され
政治化をさまたげられ
拡大はおれ自身の一番遠い場所である
心臓にまで及び
一切の帰還を拒み
重力を失い
地下の塹壕戦を裏切って
暗い中古車フォルクスワーゲン1300の
フロントガラスの破片にうつりながら
国家の極限を飛ぶ
おれ自身を発見する…


飛びたいと思う前から
おれは両手をひろげていたのだ

書きとめられる前から
航空工学はあった
記憶される前から空はあった


そして俺は…
飛びたいと思う前から
おれは両手をひろげていたのだ


使い回しですw

でも、昨日聴いてて感動してました。

私も一緒に叫びたくなりました!


★*:.,.:。.*・゜☆:.,.:*:.,.★*:.,.:。.*・゜☆:.,.:*:.,.★*:.,.:。.*・゜☆:.,.:*:.,.★


本棚に一週間入れておくと、幸せになれる『虹の鳥が表紙』の本 ハレルヤ 幸運の画像


読んでいただいてありがとうございました!

明日も皆様に楽しんでいただけるような、

面白い日記を書きたいと思います。

皆様の幸福を祈って、ハレルヤ!




アップサイトの更新をしました!アップ
新作ゲームを連載中!
是非、見にに来てくださいネ☆★
幸せの虹の鳥☆ハレルヤ★



創作宣伝掲示板を立ち上げました!★
ノージャンル・二次創作可!
下の画像を押して書き込みドウゾ~♪
創作 “なんでも!” 宣伝掲示板【ハレルヤ】 - イラスト、小説、まんが、ゲーム、音楽…など自作であれば宣伝できる掲示板です(※二時創作も可)



少しでも良いなと思ってくださった方は
ペタ・投票ボタンを押していただくと大変嬉しいです。

ペタしてね