〜アイスランド7〜氷河と出会う！

氷河に来ました

朝8時にホテルを出発して、10時にヴァトナヨークトル氷河のヨークスアゥルロゥン湖へ

ヨークスアゥルロゥン湖は、大きな氷河の氷が浮かんでいました

寒いけど、テンションMAX

氷河の洞窟、アイスケーヴの青く輝く天井がどうしても見たかった

朝日に煌めく国立公園の雪山と氷河

このモンスタートラックで、氷河の洞窟へ向かいます

すると...

氷の洞窟には入れない！と、通達が...

暖かい気候で、氷の洞窟が溶けて地面が川のようになってしまい、崩落の危険があるからとか...

えぇぇ...

これを楽しみに、400㎞もドライブして来たのに...

むしろ、日本から16時間もかけて来たのに...

いや、旅行予約から半年間、ワクワクを貯めていたのに...

ツアー代30%オフで、氷河ハイキングに変更出来るとの事なので、ローテンションながら参加

洞窟(っぽい)入り口を見せてくれたり...

まぁ、青いけど。

入ったよーーということにしようと、こんな写真を撮ってみたり...

しましたが...

でも、やっぱりスーパーブルーが見たい

ツアーはどんどん進んで、アイゼンを装着

氷河の上をハイキングします

これも素晴らしいことですけどね

テクテク...

ザクザク...

たまにツルッ

極寒の氷河の上を、どんどん歩きます

その間、ガイドさん達は他のツアーガイドと協力し合って、どうにか入れるアイスケーヴをめちゃくちゃ探してくれていたみたいで...

なんと

前人未到の洞窟が、帰るギリギリに見つかった

『誰も入ったことが無いから、どんなか分からない』と言われながらも...

ツアーの車内は、大歓声

さぁ、誰も居ない洞窟の入り口に到着

一歩入ると、そこは...

美しい青い光に包まれていました

外は陽の光で黄金なのに、中は真っ青

夢のような、幻想的な空間です

しかも、私たち以外誰も居ない

美しすぎて、ため息...

氷の裂け目は、エメラルドグリーン

なんだろう、ここ...

美しい

ガイドさんが

『全員横になって、目を瞑って』

と。

言われるまま、全員で瞑想

自分の息遣いと、氷の澄んだ響き

心の奥まで染み込んできました

洞窟は、奥まで続きます

なにせ、ガイドさんも初めて入る洞窟

ガイドさんの胸の中は、自分のワクワクが大半を占めている状態

『行くぞーーー』

とのハイテンションに、8人のツアーで素直に後を付いていきます

どんどん真っ暗に...

天井は氷河。

地面は氷河と火山灰と氷河の水。

どんどん、どんどん、進んでいきます。

一つ分かるのは、ガイドさんですら大興奮の素晴らしい場所だということ。

身をかがめるくらいの細い道を進むと、次は氷河のドーム！

その次は、火山灰で滑る地面...

まるで地底探検

ライトが無いと、何も見えない漆黒の暗闇

そして、どれくらい歩いただろう...

行き止まりになりました

ガイドさんが、今日の感動と、私たちの幸運を讃えてくれました

『グレイシャーラグーン(氷河の楽園)だ！』と。

洞窟の奥、何千年もの空気と時間が閉じ込められた空間で、ライトを消して真っ暗の中、みんなで黙祷しました。

氷河がわずかに軋む音、静かに溶け出る何千年もの時間が、私を包んでくれました

不思議で偉大な地球に、私たちは生かされているんだと分かりました。

帰り道は、あっという間でした。

気付いたら夕方

太陽の黄金はいよいよ輝きを強め、氷河のブルーと混ざり合い、なんとも言えない美しさ

深くて偉大で、導かれたような奇跡の時間でした

帰り道、海岸に打ち上げられた氷河の氷たち

この国に来て、本当に良かった

続きます