〜アイスランド6〜滝祭り
アイスランド旅行記にお付き合い下さり、ありがとうございます
朝から移動して、ヴァトナヨークトル氷河へ向かいます
その距離、なんと400㎞
ヴァトナヨークトル氷河には、冬の時期しか入れない氷の洞窟『アイスケーヴ』があるのです
何千年もかけて造られた氷河が少しずつ溶けて、そこに出来る氷の洞窟
気泡が少なく純度が高い氷河。その氷を通ってくる光は、美しい青色に輝く...
その為その洞窟を、よく『スーパーブルー』と表現します
スーパーブルーへは、『GUIDE TO ICELAND』のツアーを利用
氷河湖に朝一番で集合なので、前日に長い道のりを運転し、近くのホテルに宿泊します
レイキャビクから氷河へ向かう朝道
美しい
雪山に差し掛かると、雪山のパウダースノーが強風で巻き上げられていました
雲海の上をドライブしてるみたい
...と、ワクワクしてるのもつかの間
この後、更に巻き上げられた雪に包まれ...
完全なホワイトアウト状態
目の前が真っ白で怖くて怖くて、写真も撮れず、前が見えないくねくね道の雪山を手探りで運転(旦那さんが)
助手席でひたすら、グーグルナビを握りしめて無事を祈るのみ...
完璧にトラウマです
永遠に続く恐怖のドライブに感じましたが、その距離5キロほど
ホワイトアウトを抜けると、美しい雪吹雪が雲海のようになっていました
自然の美と恐怖は、隣り合わせですね
さぁ、どんどんドライブを続けて、道中にある滝を目指します
ありえないくらいビックサイズの雪山をいくつも通り過ぎて
『セリャラントスフォス』
(『フォス』は、アイスランド語で『滝』の意味です)
絹糸のような美しさが撮影出来ました
)
美しい
アイスランドの美しい滝を撮りたくて、NDフィルターを購入していて良かった
この滝の高さ、60メートル
大迫力
そして、セリャラントスフォスから少し進んで、お次は
夏だと、滝の裏側に回れるんです
行ってみたかったなぁ
興奮して素手で撮影していると、氷点下の風で、手がかなり痛くなります
水しぶきがかかると、髪の毛も凍る
でも、だからこそ美しい
『スコガフォス』
セリャラントスフォスより少し幅広で、方角的に太陽が当たって明るい
滝を包むように、美しい虹が
まだまだ走ります
見事な柱状節理
柱状節理の奥には、ロウソクのような岩が
風も強くて、波も凄く高いです
さぁ、やっと今夜宿泊するゲストハウスに到着です
でも、ここは街の灯りが届かない場所
そして、極夜の太陽は光が弱めな為、分かりづらいですが...
虹が出ているの、分かりますか
こちらも落差60メートル
雄大過ぎる
氷河へ向かう中継地でよく使われる『ヴィーク』という街のほど近く
『レイニスファラ』
というブラックサンドビーチへ来ました
美し過ぎる
これを自然が創り出したなんて...最高の芸術家は自然だと思う
妖精が固まって岩になったという伝説があるんだとか
写真だと伝わりにくいですが、大人一人はすっぽり飲まれるくらいの高さ
自然への畏怖を感じました
ヴィークの街から少し進んで、明日の朝の移動が楽です
それでもホテルから氷河までは、あと120㎞くらい
朝10時に集合です
夜は、大好きな親友に貰ったシャンパンを開けて、アイスランドの大自然に乾杯
オーロラハンティングしなきゃ
続く