こんな本が出てきました
2002年の「日韓ワールドカップ」の前に出版された本ですが、私が買ったのは、昨シーズンのJリーグ開幕前でした
中継を担当していたザスパ草津に、韓国籍の選手が移籍してきたからです
ただ・・・
日本語が完璧な選手たちだったので、結局この本はあまり使わなくても済んじゃいました・・・
サッカー中継の際、試合後にはヒーローインタビューがあります
私は、このヒーローインタビューのとき「せめて一言でも・・・」マイクの前に立つ選手の母国語を使いたいと思っていました
通訳さんがいるチームがほとんどなので、聞きたいことだけを日本語で並べても、全く問題は無いのですが・・・
試合で活躍した選手への、私からのささやかなお祝いのつもりです
ただの自己満です・・・
3年前のシーズンは、ザスパにはブラジル人の選手が在籍していたので、ポルトガル語を少し調べました
といっても、何から何までしゃべれるわけがないので・・・
基本的な
「おめでとうございます」
など・・・簡単な言葉をいくつか・・・
するとっ
ある日突然、私の、つたないポルトガル語の出番がきた~
ヒーローは相手チームのブラジル人選手でしたが・・・
第一声で、一方的に
「おめでとうございます素晴らしいゴールでした」
とポルトガル語で言ってマイクを向けたら・・・
とっても驚いた様子で、ニコニコしながら答えてくださいましたっ
やっぱり、日本語でインタビューされると思っていたのでしょうね
し~か~も~
一通りのインタビューが終わったあと・・・
その選手は
「あなた、ポルトガル語、上手ですねっ」って・・・
言ってくれた~
(もちろん、日本語にして通訳さんが教えてくれました・・・)
なんだか、私もとっても嬉しかったのです
ヒーローインタビューは、試合前の資料作りのように事前の準備ができないから・・・
難しいし緊張しますが・・・
だからこそ、相手の心にス~っと入り込めると楽しいです