珍しく、ビジネスの投稿を(笑)

コミュニケーションの投稿かな?(笑)



唐突に報告があり、それがかなりの問題でしたので、その問題を解決すべく、半日という時間を費やしたのですが。



私が報告を受けた時点では、患者さんのご家族にかなり不利益な状態でした。

その不利益な状況に輪をかけて、こちらも不利益な状況になるから、と言う内容でした。



そこで私が注目した点は、

ものすごく情報があいまいなこと。



どこで確認したか、誰の発言か、

そういったことが全て「また聞き」なのです。



「また聞き」とは、ご存じのように、その人の口から直接ではなく、他の人の口を通して聞くこと、です。



伝言ゲームではないけれど、人を介していくうちに、全然違う言葉や意味になって伝わってしまうことはよくあります。

人の伝え方って、どうしてもどこかに思い込みがあったり主観的だったりするからです。



今回の場合も、相手が「行政」と言うだけで、その個人が思う「行政」への偏見みたいなものが先に立ってしまってるように感じました。



そして、それを聞いた人が、疑問にも持たずダメだと決めつけ報告し、その報告をうけた人もさらに疑いも調べもせず、こんなややこしい事になったと報告をしてきたのです。



結果としては、きちんと行政に確認しましたら、問題にすらならない程度でした。

もちろん、いろんなところに電話して確認しましたけれど。



ビジネス以外でも言えることかもしれませんが、自分で確認もせず不確かな情報だけを伝達すると混乱が起きます。



混乱した状態でお伝えするので、混乱のエネルギーも乗っかります(笑)



『大変です!大変です!』

と、冒頭に持ってくれば、「今から話される事は大変な事なんだ」という前提で聞きます。

脳が勝手に、ネガティブ回路に切り替えます。



情報に感情は乗せない。

情報はあくまで情報です。

感じたまま、ではなく、見たまま、聞いたままを伝える。



情報は確実な事を伝える。

人から聞き受けた情報であるならば、その人からのどのような発信だったかを伝えるのが報告です。



なかなかできるようでできない事かもしれないので自戒も込めて。

もう一度情報伝達の仕方を反省したいと思いました。



※朝日森天満宮の梅が満開です!