7月1日、ロンドンのプライド・パレードに参加してきました。いやね、実は私、ズンバ好きが高じて、つい最近、インストラクターの資格まで取ってしまったのですが、なんというか、その初仕事がプライドのパレードで踊りながらロンドンの街のど真ん中を練り歩くっていうね。私一体何を引き寄せてんねんーーー。笑い泣き まったく行くつもりは無かったのに、3日前にイチ推しのゲイのインストラクターから参加するヨシ!と言われたので、推しから言われちゃあ断れまい、と勢いで参加。

 

そして当日。ズンバ組の待ち合わせ場所、最寄りのグリーンパーク駅で降りたら人、人、人で激混み!そこではっと思い出した!私、人混みめっちゃ苦手ということを!プライドにこんなに人が来るなんて知らなかったーーーっ!無理無理無理ーーーっ!って、若干人に酔い気味になりながら何とか待ち合わせ場所に到着。

 

 

 

プライド・パレードに参加するってどういうことなのか、一体何が何だかわからなかったのですが、参加グループごとにこういうボードが配給されて、その後ろについて歩くというものらしい。ズンバ組は踊り歩くので、スピーカーを背負った人もいるって言うね。背負ってる人、大変〜。そして、パレードは通りを練り歩く人たちと、それを見物に来る人たちで構成されているのですね。そういうのも初めて知ったよ。なんなら私、ズンバ好きが集まって、公園で音楽鳴らして踊って楽しむとか、そういう催し?ぐらいに思ってましたよ。あははは。どんだけ無知なの。

 

 

パレードが始まる前に、ズンバ組の参加者全員にプライド用のレインボーカラーのTシャツが配給されました。なんか嬉しい。…とはいえ、これ長袖なので、途中で暑くなり過ぎて、結局脱いでしまったけども。人混みにやられてヤル気を削がれていたけれど、虹色のTシャツ着たらヤル気出てきた!笑 

 

 

パレードには、ディーバな人たちが、てんこ盛りでいましたーーー。あああ面白すぎる。この人たち、写真撮られるのだーいすきだから、ちゃんとポーズも取ってくれるのよね〜。

 

 

扮装もすごいが靴もすごい。この人たちは、いつもは一体どんな格好で生活しているんだろうなぁ。

 

 

どこを見てもカラフルであるー。

 

 

 

 

私最初は虹色のカツラも被ってました。が、暑いしズレるしで、これもすぐに脱ぎ捨てました笑 しかし私、地毛の色よりも、カラフルな髪の方が肌の色に合ってるなぁと思う。いっそ地毛も赤に染めたいくらいだわ。

 

推しのインストラクターにも被せてみた。よくお似合いだわ。

 

 
パレードはハイドパーク脇のパークレーンから始まり、ピカデリーを通ってエンバンクメント手前で終了。ところで私パレード慣れしてないものだから、踊りながらだと、なかなか先に進めなくって、列の一番最初で踊っていても、いつの間にか一番後にいるの。なんでみんな踊りながら先に進めるんだーー!先に進む努力をしながら踊るって、意外と疲れる。靴がいつもあまり履いていないものだったせいもあってか、パレード終わる頃には足がガクガクでした。いやぁー、家に帰って飲んだビールが激うまでしたー。
 
人混みは苦手だけど、パレードで踊る分にはスペースの余裕があるので、結果的には超楽しかった。
 
で、えーっとお祭りが楽しくて、プライドのテーマってそもそも何なんだっけ?っていうのがまったく欠落しておりましたな。まぁ人によって色々だと思うけど、私的には、男が好きな男の人も、女が好きな女の人も、男が好きな女の人も、女が好きな男の人も、まぁその辺の嗜好はプライベートなものだし、干渉し合わず差別もせず、お互いの嗜好を尊重しましょうっていう意識を促進するものかな。と思っております。ていうか、私は周りに本当に普通に同性同士のカップルが居るし、そういうのがまったく当たり前の日常になっているのもあり、そして自分は自分の中身がかなり中性に近い感じがするのもあり、人がストレートかゲイかって、そんなん、ほんとどうでも良いじゃーん、と思うようなことなのですが。なんならゲイという言葉自体、なんか差別っぽくて使うの躊躇しちゃうな的な。でも性の嗜好で差別する人も多分たくさんいるらしいのですよね。大事なのは性の嗜好じゃなくて、人間性だと思うんだけども。
 
というわけで(どういうわけでだ?)プライドのパレード、出てみたらなかなか楽しかったので、来年またあるならまた参加するかも笑 沿道で見てるよりは、多分踊っちゃった方が楽しい。ゲラゲラ