ばっちゃまは、今年89歳になる。
ここ半年で
足腰も弱くなって
物忘れ、記憶が消える・・・などの症状がでてきていた。
デイケアサービスに通い
もともと話し好きのばっちゃまは、人気者だった。
ふるさとへ帰りたい・・・
その気持ちが だんだんと強くなって
気がつけば
荷物をまとめて 玄関で
誰かが 迎えにきてくれるを待ってる姿が日々。
しばらく、
ふるさとのホームで
お世話になることが決まり・・・
今日、ホームへ送っていった。
ばっちゃまのふるさとは
みかんの町。
今日の雨は
やさしく 「お帰り・・・」という涙だったのナ。
職員さんたちに
何度も 何度も
「これは、長男の嫁、のりちゃん」と
繰り返して、 紹介してくれた。
手をひかれて
友達が待つ 食堂へ・・・。
ここで
たくさん お話をして、
足のリハビリをしてもらって
元気なばっちゃまに もどってほしいと切に思う。
雨なのに
風景は すごく 穏やかで
川の水の色が
すごく、きれいだった。
今夜の我が家は
大きな大きな
穴が ポッカリ空いたようで・・・
寂しい気持ちと
これで、よかったのか??という責める気持ち・・
また、安堵の気持ちが交差している。
パパしゃんの名前を忘れても
「のりちゃん」
という名前は
最後まで 忘れずに呼んでくれたことが
たまらく
うれしくて うれしくて。
今夜は
プライベートな記事で、ごめんなさい。
では!