記者会見の後、ヘインは倒れて

意識のない状態になった。

”余命わずか”を公表して

それぞれの人間模様が描かれて

いきます。

それでは、11話を始めます。

記者会見が終わって

ヘインは、ヒョヌの元へ歩いて

行くが、目の前は..?

別世界のラベンダー畑の中に

いるような感覚で..キラキラ

ヒョヌの腕の中で意識を失った。

うすれゆく記憶の中で、ヒョヌへ

”ダメよ

まだ、言えてない

大丈夫

あなたを憎んだことは

一度もない

 

心と裏腹なことを言う

私のそばに、長い間一緒に

いてくれてありがとう

愛してる

おかげで、生きたくなった

まだ、時間はあると思ってた”と。

ヘインは”集中治療室”にいた。

やっと、マンデが入院している

病院を見つけて

ボムジャとグレイスが

行ったが..。

 

モ・スリもまた

見つけることが出来て

エレベーターで会ってしまい

帰れと言われた。

ボムジャは、モ・スリに頼んで

病室に入ることが許されたが

そこには

意識不明のはずのマンデは

ベットの上に、座っていたのだ目

「お父様、意識が戻ったのね」と

ボムジャは喜んだ。

しかし、「誰ですか?」とマンデ

 

外傷による血管性認知症です。

損傷部位の回復を待つしか

方法がありません」と医師

 

外傷って、いつ怪我をしたのだろうか?

怪我ではなく、モ・スリに薬を飲まされて

徐々に死ぬはずではなかったのでは..?

親として情けないが

何も聞いてなくて

どうか詳しく娘の病状について

教えて欲しいと頼むボムジュンだった。

 

医師は、詳しく説明し

世界的にも症例が少なく

国内では、治療が困難だと言った。

「ずっと隠していて、すみません」ヒョヌ

「娘が、口止めしたんだな。

1人で苦しかっただろ」とボムジュン

満員のエレベーターの中で

1人、また1人降りて、誰もいなくなった

エレベーターの中で

小さい頃、ヘインが歌ってくれた歌を

思い出して、娘を失うことの辛さを

思い、号泣する父親だった泣

 

娘に先立たれようとしてる親の悲しさは

よく分かります。

「お義姉様、ショックでしょう」ボムジャ

「病気だと知ってたくせに

だから、”後悔しないように”と」ソンファ

 

ソンファは思い出していた。

 

”大問題が

起きたと言ったでしょ

知りたくない?”と

ヘインは、母親に聞いて

もらいたくて言ったのに

”あなたなら、何でも

うまく対処する”

と突っぱねたことを..。

 

ヘインがヒョヌの実家で

倒れた時も

“大げさなんだから

私も貧血よ。

私も夕べ、眠れなかったし

スチョルだって、大変なの

みんな同じよ”

と言ったことを..。

 

ヒョヌは、徹夜してヘインのそばにいて

看病し、神に祈った。

「義兄さん

これのせいだ」スチョル

 

「何の話だ?」ヒョヌ

 

スチョルは呪符を持っていて

一回だけでも姉さんに勝ちたくて

だった。

 

でも、この呪符のせいで

変な病気になったのなら

どうしようと言って

呪符を粉々に裂いた。

「呪符を持ち歩いたせいだ」と

泣くスチョルをハグして..。

 

ちょうど、その時ヘインが

目を覚ましたのだ。

そうして起き上がって

 

「スチョル今まで、ごめんね」と謝った。

「先生とみんなを」とヒョヌ

「愛してる

初めて出会った時から

ずっと、好きだった

 

そっけない態度を取ったり

家のことで苦労をかけたり..

ごめんね

 

離婚したがってたことも

気づいてたかも

長い間 耐えてた

だから

大丈夫 気にしないで」ヘイン

 

「何を言ってる?」ヒョヌ

「このまま死んだら

気持ちが伝えられない

生きてるうちに

言っておくの」ヘイン

 

ヒョヌはヘインの手を握り

「夕べ、僕はー

一生分以上のお祈りをした

 

”妻が死んだらー”

”僕は何もできない”

”毎日泣いて

潰れるまで酒を飲み”

”道端で寝るような

自堕落な生活を送る”って」ヒョヌ

 

「神様を脅したのね」ヘイン

「本心を隠したまま

死ぬかもって

ビクビクしてた」ヘイン

「大丈夫、死なない」ヒョヌ

ヘインを抱きしめて

「死なないって..

絶対死なせない」とヒョヌ

2人は、泣きながら

その言葉をかみしめた。

「1人で悩んだりせず

早く私に言えばよかったのに

もう大丈夫だ

全部うまくいく」とボムジュン

「お母さんは?」ヘイン

ソンファは階段に座って

泣いていた。

そこにヒョヌがやって来て

「病気のことを黙っていて

すみませんでした」ヒョヌ

「自分の辛い気持ちを

娘にぶつけてたなんて

あの子の差し出した手を

一度も握り返したことがなかった」

ヘインは、母親の話を

後ろで、聞いていた。

ソンファは、自分のせいで

ストレスになり

病気になったんだと言った。

 

そこへ、ヘインが入って来て

「私の病気は、ストレスも無関係よ

なんで、こんなに..単純なの?

それとー

私みたいな娘は私も嫌だわ

自分を責めないで」と言って

出ようとするヘインを止めて..

 

「何も知らなくて、ごめんね。

私が悪かった。

 

ごめんね。お母さんが

本当に悪かったの」

「やめてよ。病気とそれとは

別問題でしょ

お母さんが分からず屋だから

言いたくなかった」ヘイン

初めて、母と娘の心が通じ合って

泣きながら、2人は抱き合ったグッド!グッド!

 

マンデが退院して

邸宅に帰って来た。

「ここは、どこか分かりますか」モ・スリ

 

「株価下落で

アンカーLPの反発が

資金回収が遅れる懸念がある。

GPの設立も要求されてます」弁護士

 

「元会長の裏金があれば

解決するのに

裏金の行方は?」ウンソン

 

「マレーシア ラブアン投資銀行の

頭取が口座を管理して

その頭取がどこかへ移したと」

「金額は?」ウンソン

「約9000憶ウォン」

「ここはうどんの名所です。

一口だけでも」ドゥグァン

 

「食欲がありません

”私に任せろ”と言いましたが

娘が頼ってくれるか

分かりません」ボムジュン

「親は子にとって

出来はどうあれ

灯台のようなものなんです。

 

だから、よく食べてー

力強く立ち

明かりを照らさないと」ドゥグァン

無理にでもうどんを

口に入れ始めたボムジュンだった。

ナ秘書がお見舞いに来て

「正規価格で高い服を

買いました。理由を?」

 

「なぜ?」ヘイン

「社長が復帰すると思い

うれしくて

でも、返品します」

 

「どうして?

人事異動の記念に着ればいい」ヘイン

「私、人見知りするので

なじめるのか不安です。

 

だから、復帰してください」ナ秘書

「何回払いなの?」ヘイン

「6回払いです」ナ秘書

「半年は..」ヘイン

「今日はハグします。

目覚めた記念に」と言って

泣きながらヘインに

ハグするナ秘書だった。

 

(患者たちが、2人を注目していた)

「後ろを見て

私、同情されてたよね。

同情されたのは

生まれて初めてよ。

 

これ見よがしに

私に優しくして見て」ヘイン

 

「例えば、どんな風に?」ヒョヌ

「そうね、甘い瞳で私を見つめる」

「こうか?」とヒョヌが甘いを表情をラブラブ

ヘインはときめいてドキドキ

立ち上がって「悪くない」と。

 

「見てるだけ?左腕が空いてる」ヘイン

「こう?」と左腕でヘインを抱きしめて

注目する人たちに、目をやって

帰って行くカップルだったラブラブ

ちょうどそこへウンソンが来た。

電話した本題は

「アンカーのLPの圧力もあるし

GPを設立したら

その持ち株では、立場が危なくなる」ヘイン

「そうだ。君のせいで困ってる」ウンソン

 

また、何か仕組んだら

代償を払ってもらうことが用件だと

ヘインが言った。

「君から連絡をもらうと

俺はときめく

知らないだろ

俺がいつから、君を思ってるか」

 

「知らない。知りたくない」ヘイン

大学の時もそうだった。

「今も、わざと私を苦境に陥れた。

好きになると思う?」ヘイン

 

「なら、ペク・ヒョヌは

どうなんだ?

あいつは逃げようとした」ウンソン

 

「今はいる。私の隣にいるでしょ

十分じゃない?」ヘイン

ウンソンはヒョヌに

今もヘインの隣にいる理由は?

「同情か?それとも財産目当てか?

彼女から離れたら

カネはいくらでもやる」

 

「僕が我慢してるうちに失せろ」

とこぶしをかざして言ったヒョヌ

「おい」と言って殴りかかって来た

ウンソンを、殴ったヒョヌパンチ!

「僕は、ずっとヘインから離れない。

そばにいる。

だから、さっさと失せろ」ヒョヌ

「本委員会では

意見を集約した結果

ペクさんに守秘義務違反

情報流出..」と言ってると

3人の弁護士が入って来た。

「どなた?」

「当事者の

ペクさんの弁護団です」ヤンギ

友のために結成した

アベンジャーズが

1つ1つずつ、証拠を潰して

何の根拠のない濡れ衣だと

証明することが出来た。

ピョン・ソンウクへ電話して

「ペクを消してくれ」とウンソン

 

「口座の流れを調べて

欲しいんだ」ヒョヌ

「どこで見つけた?」弁護士

 

シュレッダーされてしまったものを

(ヘインが大量に青汁を買ってあげた人)が

掃除のおばさんから

もらって、段ボールに入れて

ナ秘書に渡した。

わざわざ、ナ秘書が龍頭里にまで

持ってきた段ボールが

ここで、分かりました。

この細くシュレッダーされたものを

パズルのように合わせて

貼って、文書になっていった。

ヘインとヒョヌがやっていたのだ。

 

「ユンは会長の裏金を

血眼で捜してる」ヒョヌ

 

「裏金はいくら?」

「9000憶ウォン」ヒョヌ

みんなはビックリして...目

 

「僕が横取りする」とヒョヌ

ボムジャがヨンソンの家を

覗くと

「下着姿で、寝っ転がってる」ボムジャ

「うちを覗いていましたよね」ヨンスン

「通りかかって

たまたま見えただけ」ボムジャ

「食べますか?」ヨンスン

「桑の実です」ヨンスン

「桑の実で、ナンパする人は

初めて。

私はナンパに応じるわけじゃない」

 

「感情表現が下手で

実は、完璧主義

冷たそうだけど、情に厚い」ヨンソン

 

ヒョヌの車の後ろに、ピッタリと

ついてくる車があった。

焼き肉店でペク家とホン家が

一緒に、ヘインの退院祝いをした。

「私が焼くと」言ったボムジュン

「いつもは、人に焼いて

もらってるのに」ボムジャ

「今度は、私が家族に

肉を焼く」と

やっと、父親らしくなったボムジュン

 

ドイツで治療できるのには

4000~1万マイクロリットル

白血球の数値が必要と

みんなに言うヘイン。

 

先週の検査では3000で

後1000必要だと言うヘイン

「調べて見たけど、体力をつけることと

免疫力が鍵だって。

ビタミンとタンパク質摂取と

休養が大事よ。

私が献立を考えます」とソンファ

 

ヘインにとって両親の温かい思いは

とってもうれしいことですね。

両家が楽しく食事会をする姿は

ヘインにとって

今まで、味わったことのない

幸せなひと時だったのでしょうキラキラ

また、ドライヤーがつかないと

部屋に入って来たヘイン

「買い替え用か?」ヒョヌ

「毎回、あなたが乾かして」ヘイン

「髪がツヤツヤに..

「腕が上がったみたい

また、やって」ヘイン

 

ヒョヌはもっとやって欲しいことを

言ってと。

でも、ヘインは尽くそうとしないでと。

愛してると言ったのは

そう思っただけだから

尽くされたいわけでないと。

 

「僕もそう思っただけだ。

出来ることなら

もっと尽くしてあげたい君に」ヒョヌ

 

「夕べ、スチョルを見て

5秒くらい”誰?”と考え込んだ。

自分の病室に戻れず

迷子になって、茫然とした。

 

症状の障害も人ごとだと思ったが

今、その通りになった。

だから、次の段階を思うと

怖ろしくなる。

次の段階になった時

あなたといたくない」ヘイン

「何て?」

「今は十分幸せだから

更に悪くなったらあなたは..

私から、離れて

それが望みよ」ヘイン

 

スチョルは、目の前に

ユンがいたのに

殴るところか、かすりもしなかったと

ヒョンテに話して..ガーン

家族を守るべき時に

何も出来なかったことを

後悔し、ボクシングの師匠に

強くなりたいと。

「1つだけマスターを。

強いヤツを1発だけ殴る」ヒョンテ

「相手を油断させた後

会心の一撃を食らわす」ヒョンテ

 

「俺にできますかね?」スチョル

「きっとできる。

殴られるのは

勝者になるための手段」ヒョンテ

グレイスを実家に呼び寄せて

「初めて話しますが

お祖父様の裏金の件です」ヒョヌ

「9000憶ウォン」スチョル

香港を経由して今は

裏金は香港にあるというヒョヌ

「お祖父様が倒れる前

モ・スリさんに」ヒョヌ

「全部、あの女のものに?」ボムジャ

「それは違うようです。

見つかってません」グレイス

ソンファは「グレイスに聞かれても

いいのかと?」と。

「私は、大丈夫です」とグレイス

 

知り合いの不動産業者に

クィーンズ画廊のチン社長が

キョンギ道に5000坪の米の倉庫を。

そこは”トラスト・ストレージ”だった。

元会長の郵便物から

”トラスト・ストレージ”を見つけ

電話するが、事務所にいたヒョヌは

電話線を抜いた。

「私は不動産業者で

皆さんは、お客さんの

卸売り業者。

私に任せてついてきて

オーケー?」グレイス

「空調設備が、稼働してるんですね」ヘイン

「そうなんです。

美術商が利用してたんです。

新人画家で、最近人気が出て

値段が20倍に上がったとか」担当者

 

「”作品を見たい”と」グレイス

「絵画を使った、資金洗浄ね」ヘイン

「香港のカネで

新人の絵を高値で購入」ヒョヌ

 

「10~20倍の価格で買い

その9割以上の額を

現金で払い戻してもらう」ヘイン

「そのとんでもない量の

現金はどこに?」ヒョヌ

 

解析中をしてもらっているが

時間がなく..

「もう、出ないと」とヘイン

 

事務所に戻ってきた担当者は

「故障かな」と..はてなマーク

ヒョヌは自分のコートを

ヘインにかけてあげて

「濡れるといけないから

待ってて」と言って

雨の中を走って行った。

そして、間もなく

「ヘイン」と呼ぶヒョヌがいて

「もう、戻って来たのね」ヘイン

「どうした?立って」

「ヘイン、つかまって」と。

後ろの車とのカーチェイスが

始まって..。

ようやく止まった。

「大丈夫?」

前に止った車の中から

1人の男が降りて、こちらに

向かって来た。

ヒョヌだった。

右の窓を見たら、ウンソンが見えた。

ヘインは、病気の症状で

ウンソンをヒョヌと勘違いしてたのだ。

「ヘイン!」と叫んだヒョヌ

 

エピローグ

ユンが、ヒョヌが会社のカネを

横領したとか

記事にあげたので

ヒョヌに対するコメントが

ひどくて、ヤンギがまとめて告訴だと

言っている。

 

「気にするな」とヒョヌ

ところが、元妻への悪口に

すごく怒って

ヒョヌは反応した。

「IDは・・画像保存

PDFにして告訴だ。

善処も示談もなし」ヒョヌ

 

「お前、目が怖いぞ」ヤンギ

 

「ただじゃ置かない」ヒョヌ

 

*感想*

ヘインは、このまま死を感じた時

ヒョヌに、本音を言わないまま

いくのが嫌だった。

だからこそ、目覚めた時の

ヒョヌへの愛の言葉は

素敵でしたドキドキ

 

ヒョヌもまた、涙ながら

ヘインへの愛でいっぱいだった。

 

また”余命わずか”の公表は

ヘインの両親には、深くショックでした。

父親は、家長でありながら

楽だからと、祖父が家長なのを

認めていたとドゥグァンに言った。

 

娘のために、何もして

あげれなかったことを

後悔すると共に

今度は、家長として”肉を焼く”と

宣言するボムジュン

当たり前のことだけど

財閥の時は、そうではなかった。

一般のペク家との生活は

ホン家の人々を成長させたのでしょう

 

一番良かったことは

ヘインの母親のソンファが

娘に対していつも冷たかったが

”娘の差し出した手を

1度も握り返さなかった”ことに気づき

本当に悪かったと、娘に謝ったことでした。

 

ヘインのために、病気を調べて

何が大切か、知ったから

献立を考えると言ってくれた。

 

ペク家の人々とホン家は

最初は、ぎこちなかったけど

ヒョヌを育てた両親や兄弟も

何があったら、助け合うのが

普通なのだということを

自然に教えてくれた。

 

ウンソンのヘインへの愛し方は

大学の時も、今も

わざとヘインを苦境に陥れて

自分が助けるのが

ウンソンだった。

そうもしなければ、振り向いて

くれなかったのだろう

欲しいものは、手段を選ばない

やり方は、モ・スリも同じだった。

 

マンデの裏金は

ウンソンも、必要だし

ヒョヌも会社を取り戻すために

必要なのだ。

”9000憶ウォン”の場所は

どこにはてなマーク

 

ヘインは、病気が脳なので

少しずつ進んで

障害が増えたら、会わないと

ヒョヌに言う

ヘインの気持ち..分かる気もする。

豹変した姿は、見せたくないのだろう

 

ラストでも、ヘインがちょっと変だと

思ったので

もしかしてヒョヌじゃないのでは..?

でも、カーチェイスで

ピョンから狙われてるので

ヒョヌかなあとも思えたシーンでした。

 

12話も色々とあります。

毎回、1時間半ぐらいのドラマですが

面白くて、あっという間です。

書く方が大変ですが

書くことで、頭が整理されて

よりドラマを理解出来て

楽しんでいます。

 

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