”離婚に関する同意書”を見て

ヘインは怒らず、泣いていた。

そうして生きる気力をなくしてしまう

それでは7話始めます。

「聞くべきじゃないか

僕があれを書いた理由や

その時、どんな気持ちだったか」ヒョヌ

「知りたくない」とヘイン

ヘインは、色々と思い出して

泣いていた。

*余命申告をされた時

ヒョヌに告白したら

”愛してると”言われたドキドキ

 

*ヘインへ襲って来る

イノシシの前に立ちふさがって

ヘインを助けたヒョヌ

 

*ヒョヌの実家で記憶をなくし

迷って不安な時

ヒョヌが見つけてハグしてくれた時

 

*ドイツの思い出の場所に

ヒョヌが来てくれてうれしかった時

 

ヘインは涙を流していた泣

 

そして、無意識か?病気でか?

ヘインは車が交差する

危険な場所にいて

車にひかれそうな時に

ヘインはヒョヌに助けられた。

「何やってんだ。

危ないじゃないか

帰ろう

僕が全部、証明する」ヒョヌ

 

「ヒョヌ、また同じことがあったら

助けないで」とヘイン

いつもの前向きなヘインでなかった。

 

研究所の所長から

白血球やリンパ球の数値に改善はなく

治療薬も聞かなかったと言われた。

 

また、「愛、欲望、憎悪は

生の原動力になる。

治療のチャンスが来ても

闘志がないと無意味だ」と

ヒョヌに言った。

「私が死ぬから

内心喜んでるくせに

治療は諦めたわ」ヘイン

 

ヒョヌは、突然、何かを考え

意を決して

ヘインへ向かって走って行き

ヘインの前に立った。

 

「訴訟もしないのか?

訴訟なしで、離婚するなら

ありがたい。

 

バレたからな

君は、僕を許すわけがない。

ただでさえ、苦痛だったのに

全部、分かってるだろ

 

君がどんな人間か知ってる

なぜだと思う?

ホン家の婿の座を捨てようと

思った理由だ。

君との生活にうんざり

したから」とヒョヌ

ヒョヌは

ヘインが怒りに震えることを

わざと言って、憎悪を持たせて

生きる力を持たせ

治療すると、言ってもらうため

ヒョヌは、悪者になることを

決心したのだ。

 

「君の言う通りだ。

正直言って

君が余命3カ月だと聞き

”助かった”と思った。

3カ月だけ耐えれば

お別れできるからさ

 

でも、バレた。

目の前が真っ暗だ。

でも、君が何もせず

完全に諦めて

離婚してくれるなら

正直言うと、僕はありがたい。

そうしてくれ」ヒョヌ

「帰国したら

あの家を出て行こうか?

それとも、君のご機嫌を

とってあげようか

遺言書のために」

ヒョヌの言葉と表情は表裏で

心で泣いてるヒョヌが

痛々しい。

 

「どうする気?

ここまで、私を怒らせるなんて」ヘイン

 

弁護団から

問題は大型の投資契約が

控えていて

契約が反故にされる

可能性があると。

そうだ、契約を急ごう」スチョル

 

”米国の投資会社が

2兆ウォンを投資”

ついにクイーンズグループが

ウンソンに乗っ取られる一歩を

踏み出してしまった。

「工事開始後、リゾートの敷地は

許認可の問題があると

投資者に流せば

投資会社と証券会社は

早期償還条項を

発効させる」チョ理事

「スチョルは驚くでしょうね」グレイス

「この時、俺が投資撤回分の

支援を持ちかける。

転換社債の投資も」ウンソン

 

「横領で、創業者一家が逮捕されたら

そのタイミングで

社債を株に転換。

既に株は4..9%確保済みだから

筆頭株主に躍り出ることに」ウンソン

「確かにペク君が作ったんだな」ボムジュン

「理由はどうでもいい。離婚しかない」ソンファ

「盗聴の件と検察に情報提供した件は

目をつぶるとしても..」ボムジュン

「ダメだろ

父親が、逮捕されるかも

しれないのに」マンデ

ヘインは、監査に徹底的に

PC、会計資料、携帯、口座

洗いざらい調べさせますと言った。

私の手でやるから

皆は私の邪魔をしないでと言った。

「全部、ハズレだ」ヒョヌ

「何が?」ヤンギ

「泣いてたよ。

泣いてるヘインを見て

胸が苦しくなった。

僕は、ホント..何やってるんだ」ヒョヌ

 

「次のプランは?」ヤンギ

「プランはヘインが考える。

復讐すればいいさ。

彼女は、何かに集中してた方がいい」

携帯を置いて

会長室に入ったヒョヌ

 

会長は盗聴したのも、検察に売ったのも

ソンの横領事件も

ヒョヌの仕業だろうと言った。

ヒョヌは会長に写真を見せ

「ソンの書類を決裁したのは

チョ理事です。

理事といるのは、監査法人の代表

ファン・ビヨンウで

大学の同期です。

 

「監査法人は横領に5年も

気づかなかった。

つまり、チョはソンの横領見逃した上に

監査法人とグルになったとでも?

それで、私を横領に?」マンデ

 

「チョ1人の仕業ではないです。

黒幕がいます」ヒョヌ

「チョ理事、急がないと。

ペクが理事のことを調べてます」ウンソン

「母親が興奮しちゃダメ

当人の気持ちは?」モ・スリ

「本当にペク君が..」ボムジャ

「人を見る目がないから

いつも裏切られる」ソンファ

「詐欺師って見抜けないものよ」

ボムジャはモ・スリを見ながら言った。

「子なしだから

親の気持ちは分からない

それは、モさんも同じだけどね」ボムジャ

「子がいなくても

想像ぐらいつくわ。

でも、離婚は慎重にね」モ・スリ

「ヘインは今どこ?そうじゃなくても

つらいでしょうに」ボムジャ

 

「ヘインは他に悩みが

あるってこと?」モ・スリは

敏感に反応した。

”離婚に関する同意書”を見せて

「私も判を押したわ

いつ、どんな風にだすか

決めるのは私よ」ヘイン

 

「叔母様の弁護士より、有能な人を

使うし、追い出す時は

悲惨な目にあわせる」ヘイン

「分かった」ヒョヌ

「分かったけど」と言って

ヘインの腕を掴んで

「ユンと親しくするな。

ずっと、音沙汰がなかったのに

巨額の投資話と提携話を手に

突然現れるなんて

下心があるはず

怪しい点も」とヒョヌ

「猟場の事故現場を捉えた動画を

復元のために業者に預けたら

そこにユン代表が来た」ヒョヌ

 

「もし、彼が詐欺師だとしても

私は、騙されない」ヘイン

「僕にはどうだ?

2度は騙されるな」と言って

ヒョヌは自分の部屋へ..

朝から、ビーフステーキを

食べるヘインだった。

ジュエリーをつけて

赤い洋服を着て

すべて赤で統一して

華やかなファッションで

会社へ向かったヘイン

 

ナ秘書から皆に

「派手な時は、最悪なのよ。

災害と社長のご機嫌は

コントロール不可能よ」

法務部の経費の不正使用について

通報があり、書類を全部没収して行った。

ヒョヌの言葉をナ秘書が

ヘインに伝え

ヘインの言葉をキム秘書が

ヒョヌに伝えて

2人が会わないようにした。

「ジエイホテルのスシ店が

かぶってる」とキム秘書

会食の場所を変えたが

エレベーターのAとBで

ヘインがBへ変更したもんだから

鉢合わせして..あせる

エレベーターが開いて

社長と部下はエレベーターに乗り

法務部は階段で下りて行った。

 

クイーンズグループの

幹部の人たちに

チョ理事が推薦した投資で

現金がなかったら

クイーンズの株でもいいと

言われた投資だった。

 

その投資がうまくいかなくて

担保の株が取られるハメに。

まんまと騙されて..えー

チョ理事は海外へ逃げて行った。

自転車に乗る練習してると

転んですり傷をしたスチョル

 

そこへソンファが来て

止めろと言った。

「スケボー、自転車、スキー

スケートは

母さんに止められたものだ」スチョル

「転ぶと危ないでしょ」ソンファ

 

「ゴヌには、自転車ぐらい

教えたいんだ」スチョル

 

「講師に教えさせれば

いいでしょ」ソンファ

 

「これは

父親が教えるものなんだ」スチョル

ダミに電話があり

2週間以内に、アメリカへ

行くと言うダミだった。

「理事の行動に不審な点が..

屋上で、よく女性のの名を

口にしています」とナ秘書

 

「ヨンスク」と何度も

呼んでいたヒョヌ

 

「”ヨンスク”と”いるなら出てこい”」ナ秘書

「知ってる名前よ」ヘイン

ボムジュンが頼んだ2人組は

久しぶりの登場ですね。

常にヒョヌのそばに居て

報告してた2人でした。

 

ヒョヌは退社して

バッティングセンターへ1人で。

次は定食店で夕食を。

 

「夜中に帰って来た日は?」ボムジュン

食事をし、コンビニで水を買い

自宅前の学校で、持久走をしたと。

声を張り上げて歌を歌って..

少し、怖かったですと。

 

「うちの法務理事なのに

接触したのは野良猫1匹」ボムジュン

「監査結果は

すべて帳簿どおりでした。

私生活では、ほぼ出費がありません。

 

たまに、現金を下ろした日は

いつも、ムーランルージュで

30万カード決済を」ナ秘書

「”ムーランルージュ”?」ヘイン

「生花店」ナ秘書

 

「今日もキム・ミンジ宛てに花を」ナ秘書

「キム・ミンジはどこ?」ヘイン

 

葬儀場に社長ホン・ヘインの名で

花が置かれていた。

 

キム・ミンジは、お客様に

いちゃもんをつけられて

大ごとになった時

ヘインが助けた社員だった。

喪主を慰めようと..

初めてで、ぎこちない

ハグするヘイン

「悪くないわね。

この葬儀場は、清潔感があって

洗練されている。

花も、菊だけじゃなくて

華やかで、なかなかいい」ヘイン

そこへヒョヌがやって来た。

「小細工はやめて。ムカつく。

たとえ、記憶をなくしても

されたことは、忘れない。

私が苦しんでる時に

あなたは、私の手を離した。

今後、あなたが何をしようと

死ぬまで憎しみは消えない。

 

だから、あなたはじっとしてればいいの

私が失せろと言うまでは」とヘイン

ウンソンと会っていたヘイン

出店手数料が8%ならまずまずだと。

でも、販売員はヘルキナ本社が

直接採用とは?と聞くヘイン

 

27歳以下のみで、年寄りに

販売させたくない規則だと言うウンソン

 

「年を取ることの何が悪いのよ

どれだけ喜ばしいことか

知らないの?

気に入らない」ヘイン

 

「契約はやめる?

俺たちの条件をのんだ」ウンソン

「”俺たち”?」ヘイン

「君の条件」と言い直すウンソン

「私の望んだ条件を

あんたのおかげで

会長がのんだ。

それで、望みは?

1つ、借りが出来たでしょう

そのままにするのは

気持ち悪い。

すぐ、出来ることなら

今、返したい」ヘイン

「離婚しろ」ウンソン

「何?」ヘイン

「ペクと離婚を

それが望みだ。

君を捨てようとした男だぞ」ウンソン

「ほっといて

いつも度が過ぎる」ヘイン

 

「これくらいで?

君の隣りが空いたら

俺はどう?」ウンソン

 

「食べられない。

気分が悪いと、消化も悪くなる」ヘイン

フラフラしながら、部屋から出て

バックから薬を出そうとしたが

薬はなかった。

バックから薬を盗んだのは

ウンソンだった。

 

ユンの養父母は、他界したと。

飲酒運転による事故で..

でも妙なことがあったらしい。

2人とも下戸だったとヤンギが

調べてきた。

「長く使ってない部屋だけど

同じ敷地内に息子がいるなんて

頼もしい」とモ・スリ

 

ええ、やっぱり親子だったんですね

早めに、教えるんですね目

 

「出て行ってくれ

注意しろよあなたが」ウンソン

「あなたじゃなく”母さん”よ」モ・スリ

「ついに、私たちは

みんなを追い出してここの

主になる。

無念に思わないで

人生の順序を

少し変えるだけなの

 

ここの人は

今まで裕福で、幸せだったけど

私たちは、これから裕福になって

幸せになる」モ・スリ

 

「思ったより、底が浅い。

そんなに簡単か?」ウンソン

”ホントに可愛い福娘よ”マンデ

昔の幸せだった日々の映像を見て

笑顔になってるマンデ

それを、ナポレオンの目から

見ていたモ・スリとウンソン

 

この映像を見て

マンデに信用されるために

モ・スリは、皆の代わりに

1人で悪者になって、検察に出頭

すると言った。

ヘインは雨の中で、捨て猫にエサを

上げてるヘインを見つけて

背広の上着をかけてあげるヒョヌ

 

「オ運転手は?」ヒョヌ

「そうよね。なぜ、私はここに?」ヘイン

「最近よくあるの。

時間が飛ぶし、記憶もよく途切れる。

私がここだと、よく分かったわね。

 

私に貸してくれた傘よ。

あの時、唖然としたわ

そんな目で見ないで。

51%だって。

ドイツで治療すればいいの」ヘイン

 

「ヘイン」

「なぜ、何度も呼ぶの」

 

傘を差してるヒョヌの手を

両手で握って

「イエナを知ってるでしょ

交通事故に遭ったと

気絶して、病院に運ばれて

夫が弁護士と来たそうよ。

 

妻が死ぬかと思って

サインを貰おうと、騒いだせいで

イエナが目を覚ましたらしい」

 

この話は6話で書かなかったが

ベットの上で、話した言葉が一緒だった。

「泣いてる?」ヘイン

「ごめん」ヒョヌ

「ごめんって何?」ヘイン

「まったく」

泣いているヒョヌに抱きつくヒョヌ

「そんなに心配?」ヘイン

「ヒョヌ、愛してるよ」ヘイン

憎悪でなく、知り合った頃の

ヘインにとって初恋のヒョヌに

素直に愛してると言うヘインに

涙が溢れて、止まらなかった泣

 

ヒョヌの号泣も、ヘインへの愛と

懺悔の涙だったのでしょう

 

エピローグ

 

「”ヨンスク”知ってる名前よ。

”ヨンスク”だなんて

いつの話よ」ヘイン

 

4年前

”クイーンズ百貨店

屋上庭園”でーー

 

「知ってる?

ここにタヌキが住んでいると」ヘイン

「まさか、あり得ない

都会の真ん中に?」ヒョヌ

「見たわ」ヘイン

「ホント?」ヒョヌ

 

「人がいない時に呼ぶと

出て来るヘイン

「呼べば来るの?」ヒョヌ

 

「僕が信じるとでも?」

「名は”ヨンスク”」ヘイン

「うそでしょ?」

「試してみてよ。

気が向くと、出て来てくれる」ヘイン

「ウソだ。ウソだろ」ヒョヌ

「目はまん丸、きっと好きよ」ヘイン

 

「バカね。

今も、騙されてるなんて

私の言うことは信じるの

それで、私の言葉に

騙されて..結婚したのね」ヘイン

”ヨンスク”と呼んでるヒョヌ

「いるなら出て来てくれ」

「ヨンスク!」と大声で叫ぶヒョヌ

 

タヌキじゃなくて、ヘインに会いたくて

”ヨンスク”と叫んでいるような気が..ラブラブ

 

*感想*

ヒョヌにとって”離婚に関する同意書”を

見ても、怒らずに泣いて

病気に前向きだったヘインが

治療は止めると言ったことに

ショックを受けます。

 

ヘインも、今まで自分を助けて

くれて、そばに居てくれた。

そのヒョヌは離婚を考えていた。

交通事故になりそうな時

”もう、助けなくていい”と。

 

ヒョヌは辛いことですが

一大決心して、悪者になりましたね。

そうしないと

ヘインは立ち上がれなかったから..

 

タヌキの”ヨンスク”を何度も呼ぶ

ヒョヌは心ではきっと

、”ヘイン””ヘイン”と言ってるよね。

切ないヒョヌです。

 

ラストの野良猫にエサを上げる

ヘインに、ヒョヌが来て

上着をかけてあげて..

 

病気のせいなのか

ヘインにとって、ヒョヌと仲の良かった

過去へ初めて記憶が戻りましたね。

 

優しくて、可愛いヘインに

戻って行くヘインを見て

涙するヒョヌ。

イエナの夫のようなことを

ヒョヌは考えていたことにも

涙したのでしょうね。

 

乙女のようなヘインが

愛おしくて、またヒョヌが切なくて

ずっと泣いてしまいました。

 

早々に、モ・スリの息子が

ウンソンだと、自然な描き方をして

ビックリです。

 

スチョルはホント、ダメな男ですが

息子のゴヌに教えるために

大人になって、自転車の練習

するのはエライですよ!

 

やっぱり、黒幕はモ・スリですね。

8話では、身代わりすると言ったことが

役に立つのです。

 

8話は凄いことになるので

また、書きたいと思ってます。

 

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