このドラマを毎週何度も観て

書き続けてきて

悠衣、直木、魚住に

感情移入しちゃってるので

直木から悠衣に「最後の時間?」に

もう、涙が溢れて来て..泣

 

想像通りなのに、直木との本当の別れが

あるんだということが悲しくて。。悲しい

でも納得して、最終話のお話をしていきます。

直木は悠衣に

「俺もよくわからん」と言いながら

悠衣の前に見える形で立っていました。

「それでもいい、会えた」悠衣

「最後にこうして、話したかったし」直木

「うん」悠衣

「こうしたかった」直木

「うん」悠衣

 

”明日なくしてしまうかもしれない

何気ない幸せを

私たちは生きていた”

 

2人は直木の作ったハンバークを食べて

「スゲー幸せ」と直木

「で、思い残し、あと何?

全部やろう!リスト作る?」

明るく言うもんだから

感傷的にならなくて助かると直木。

なってる時間、もったいないと悠衣

「まず、何する?」悠衣

悠衣と直木はガストの前で

誰かを待っていた。

直木は柱の後ろに隠れていた。

ガストに来たのは魚住だった。

魚住は、急に悠衣から呼び出されたので

心配して「どうしましたか?

何かありましたか?」と。

直木が、目の前に現れて

「あれ何?成仏出来なかったの?」魚住

「いいね。これやりたかったんだよ」と

言って、魚住の体に障りまくる直木。

 

「で、どんな感じで戻ったんですか?」魚住

「気がついたら家にいた」直木

魚住は、いつものルーティンで

つい、悠衣に、直木の言葉を伝えてーー

「ああ、話せるんだ」と魚住

ずっとやってもらって、すみませんと

2人は謝った。

そして、悠衣も直木の声が聞こえないと

わざと、2人にウソついて..

「ウソです」と悠衣

「一瞬ビビったよ」直木

「見える、聞こえる、ホント信じられない」

喜んでる悠衣

そんな2人を喜んで見ている魚住がいた。

「ずっと、見ていたい。

けど、そうはいかないんですよね。

どれぐらい、いられるんですか?」魚住

「一日ぐらい?

とにかく大事に過ごす」直木

「こんな時間があるだけ

恵まれている」悠衣

 

「仕事終わったら来て」直木

「二人の方が」魚住

「寂しいこと言うな」直木

「じゃあ、ちょっとだけ、後で」と

嬉しそうに言う魚住だった。

 

この3人は、最強だったねグッ

 

直木は悠衣のしたいことをしようと。

「いいの?」悠衣

ブティックで、直木の前で

「どっちがいい?」と2種類の

ファッションを見せて

彼氏に選んでもらうことを

やってみたかったのね。

2人で買い物をして、歩きながらーー

今までは見えなかったから

出来なかったけど..

今、直木から手を差し出して

歩くことが出来る幸せを感じる2人だった。

「それ、似合ってる」とさっき買った洋服を

褒める直木。

めずらしいと言う悠衣に

「そう思ったから」直木

直木は悠衣のお母さんの話を..

言いたくなければいいけどと。

 

悠衣はお母さんの話をして

生まれた時に離婚して

やっと再婚できたけど

その人は良くない人で

一緒にいたらダメだと言って

自分は勝さんと美貴子さんにつながって

お世話になったと話した。

 

「お母さん、今は?」直木

「仙台にいる。いい人と縁があって

大事にしてもらってるみたい」悠衣

 

「何か、気になってる?」悠衣

「ううん、まあ、今更会えないしな」直木

「私、会ってもいい?」悠衣

「どうぞ、中に」悠衣

直木の両親を、家に招いて

「直木さんにレスピ―を教えて

もらったんです。

お二人に食べてもらいたくて」悠衣

「どうぞ」

「いただこうか」直木の父

「美味しい」直木の母

 

この光景を、直木は、隠れて見ていた。

「優しい子でした。私たちよりも

ずっと強くて、いや、私たちが弱すぎた。

1人で頑張って、ちゃんと店まで持って」父親

「お店、お客さんでいっぱい

だったんですよ」悠衣

 

「あの子が生まれた時

ほんとにうれしかった。

絶対、大事にすると思った。

なんで、忘れちゃったんだろう

”美味しいよ。ごめんなさい”

上を向いて呼びかけてる母親。

 

悠衣は直木の父から直木の弟の

拓海の名刺をもらった。

拓海は、走って来て「兄ちゃん」と呼んだ。

拓海は社会人になってから

全然会ってないと言う。

「全部、俺のせいだし、ここまで元気して

もらったから、いい息子をやらなきゃ

と思ったけど

逆に、もう離れてやろうと」拓海

「拓海が仕事のグチを言って

俺がそれを聞いてる」直木

「ありがとう」拓海

「まあ、ほんとにキツかったらさ

そんな時、また考えたらいいよ」直木

「そうじゃなくてありがとう

俺を生かしてくれてーー

会ったら、絶対言わなきゃと思ってた。

ありがとう、ごめん、ずっと」拓海

「いい。頑張れよ」直木

「いけ」

「じゃあ、また」拓海

その後、悠衣と直木は「じゃ、あとで」と

言って別れた。

「直木」と樋口

「すいません。挨拶出来なくて」直木

「何だよ。もう会いたかったよ」と言って

直木に抱きついたが、す~~と抜けた。

「え~~~?」樋口

「よかったね。こういう時間が持てて」叶恵

「ほんと、お世話になりました」直木

「マーさんは?どうするの?これから」直木

「成仏するきっかけもないし」樋口

 

「俺、あすこの仕事、すげえ好きだった。

クレームばっかだったけど

電話かけて来る人、とことん聞いたよね。

聞いて、全部言いたいことを

言わせてあげるとさ

案外向こうも優しくなる。

それで、何かほっとするというか

向こうは何か分からないけど」樋口

 

「マーさ、ほんとありがとう」直木

「残りの時間、大事にね」叶恵

「こんにちは」と来た女性は

希也に殺された高原涼香

幽霊になって訊ねてきた。

 

通販のお客様センターに

涼香はよく電話してて

樋口昌通さんという人が

すっごく良い人で

話して気持ちが楽になったと。

自分は死んで、樋口さんも

死んでるけど,まだ、こっちに

来てないから

捜しに来たと言う。

 

「カッコイイですね。先輩」直木

「ああ、世の中、捨てたもんじゃ

ありませんね」樋口

 

悠衣は病院へ行って

莉桜に退院したら、うちに来て

一緒に住もうと提案した。

「私、時々行きますけど」ハヨン

「何か不思議な縁で」悠衣

「でも莉桜ちゃんに会えたのも縁かも」悠衣

「私もあの家に行けてよかった。

勝さん達に会って、悠衣と直木に

会って、たぶん私、あそこで

救われたんだよね」莉桜

「私も」悠衣

「よし、今度、3人で話そう。飲もう」悠衣

「そうだね。3人で」ハヨン

「よろしくお願いします」と

うれしそうな莉桜

料理してる直木に、悠衣と魚住が

あれこれ邪魔するもんだから

直木がキレて「邪魔しないでくれよ!

2人とも座って」と言った。

 

でも「いいじゃん、一緒にやろうよ」と悠衣

魚住は、きゅうりがうまく切れたと喜ぶと

「きゅうり切ったぐらいで」と直木

「怒ってる?」悠衣

「怒ってない」と魚住が言って

 

「こういう顔だ」と魚住と悠衣が

同時に言った。

 

直木がよく言ってた言葉だよね。

「マジで腹立ってきた」と直木。

「オムライスの楽しみはこれでしょ」悠衣

「なんて書いたの?」魚住

直木はすぐに、消しちゃって..

「ああ~~ひどい」悠衣

カードゲームをする3人。

「これ2人でも出来るんだ。

また、これ出来るよね」直木

「うん?」魚住

直木は2人でやれと。

そっちの方がいいし、俺も安心だし

魚住さんだったらと言う直木。

「やめて、怒るよ。

そういうの、あんまり好きじゃない。

何か勝手に託されるとか

私は大丈夫だから。

仕事あるし、店長だし

私1人でも、ピンピン、生きて行けます」悠衣

「ごめん」と悠衣に言い

「悪い」と魚住に言う直木だった。

 

「よし、本気でやろう」直木

そして素早くつかんだのは魚住だった

「はい、勝ち!!エーーイ」子供のように

喜ぶ魚住だった。

魚住は『百万年生きた猫』の絵本を

読んでいた。

キッチンで、仲良く直木と悠衣の

イチャイチャぶりを見て

「帰ります。後はお二人で」魚住

直木は悠衣に押されて

魚住と2人で話して来てと。

あの、さっきのウソだから

俺は、相手が誰でもやだよ」直木

「でしょうね」魚住

「そっちは?

自分のいない未来のことを考えて

気を使って、バカらしいし

あなたの人生だ。好きにしろよ」直木

「そうする」魚住

 

「でも、ずっと、俺、あの時

魚住さんに会えてよかった。

あなたに救われた。

で、変な時間だったけど

楽しかった。ありがとう。感謝してる」

涙を流しながら言う直木。

 

「こちらこそ、ありがとう」と泣くのを

こらえての魚住の表情もいい。

 

「えーーと、どうすればいいんだ」と直木

手を上げてハグしようとする魚住に

それはイヤだと拒否する直木。

 

男同士の別れのシーン、強い絆で結ばれた者

同士で、心でサヨナラをしてる

2人に泣けて~~泣

 

そこへ下から

「直木と行きたいとこがあるの」と

悠衣が叫んだ。

 

午後10時37分

「ほんとに今から行くんですか?」

「今から行くのが楽しいんです」悠衣

魚住は、悠衣に必ず帰って来てと

自分の持ってるお守りを出した。

「白い猫は、どっちですか?」魚住

「私にとっては直木です」悠衣

お守りを渡す魚住だった。

 

「”鳥野直木のいない世界なんて

意味分かんない”って

神様に怒鳴りながらでも

いいです。

帰って来て下さい」魚住

「帰って来ますよ。

魚住さん、何言ってるんですか」悠衣

 

「よし、じゃあ行くか」直木

「うん」悠衣

「じゃあ」と魚住に言う直木

「うん」

魚住は、去っていく直木と悠衣を

じ~~っと見ていた。

「見てなくていい」直木

 

「分かってる」魚住

 

「じゃあな」と言って直木は

右手を上げた。

2人だけの別れの場所は

中学校の時に直木と来た海だった。

「春の匂いだ」と直木

勝さんと美貴子さんと一緒に

卒業写真を、家の前で撮っていた光景を

思い出していた。

中学を卒業して、直木と悠衣は

勝さんの家を出るところだった。

「また会える?」悠衣

「会えるんじゃねえ」と直木

「会いたいとか、会おうねとか

言えばいいのに」悠衣

「ごめん」

「でも会えた。あの時」悠衣

 

「いつか話してやってよ。

店に来た子たちに。

君たちが見てた優しい英介さんも

嘘じゃなかったって」直木

 

「そうしてあげたい。

でも許せないよ。ごめん」悠衣

 

「うん、でも俺らが勝さんに救われたように

英介さんに、救われた子が

いることは、間違いないからさ」直木

 

「ああ、直木いい人すぎるよ。

だから、神様に気に入れられちゃった

んじゃない?」悠衣

「だから、この時間もらえたかもよ」直木

 

自分が英介に殺されても

英介のいい面を評価する直木。

ホント、そうだね。弥生さんよりも

ずっと長い時間もらえたね。

 

「そっか、あとどれくらい?」悠衣

 

2年前、直木は悠衣と再会した時

めちゃくちゃうれしかった。

そしてお互いがすごく大事だったし

そういうふうになれて

これは幸せだと思ったと。

「わあ、俺は悠衣とこうなるために

生きて来たんだなあって。

この先の未来、悠衣がずっと笑ってて

くれるなら、俺の人生全部意味あった。

俺、悠衣の笑ってる顔が

すごい好き

だから笑っててよ」直木

「1人にさせてごめん」直木

「大丈夫」悠衣

「ごめん」直木

「笑ってられるように、頑張ってみる」悠衣

「悠衣」

「もう行くの?」

「悠衣、ありがとう

さようなら

愛してる」

「直木、大好きだよ」

「愛してる」直木

「うん、愛してる」悠衣

 

「やっぱ照れる。海でも見ててよ」直木

「愛してる」直木

「うん」

悠衣の顔を見て

「愛してる

 

 愛してる

 

 愛してる

 

愛してる」

「もう、いい。分かった」悠衣

「悠衣、愛してる」

その言葉が最後だった。

悠衣は、1人ぽっちになっていた。

空から”口笛”が聞こえてきた。

直木の下手な”口笛”だった。

空を見て悠衣は笑顔で

「空から見てるとか

イヤだと言ったのに」

 

悠衣は立ち上がって

1人で歩いて行った。

 

最終話、与えられた時間をフルに使って

悠衣のやりたいこと、直木の両親や弟に

悠衣が連絡を取って、家族の思いを

知らせることが出来たことは

直木にとって、気持ちが楽に

なることでした。

 

また、一番、幽霊になって、通訳も出来て

悠衣との懸け橋になってくれた魚住譲には

感謝の思いを伝えることが出来た。

お姉さんの叶恵さんや、幽霊の樋口にも

別れの挨拶をして..悲しい

 

わずかな時間だったので2人だけでの時間でも

いいのに、直木と悠衣はそうではなかった。

魚住が言ってた「あなたたちは

どこまでも」と。

自分よりも、まず周りの人たちを

思う気持ちを大事にする謙虚さが

神様からのプレゼント

になったのでしょうビックリマーク

 

ラストは、中学校時代の

2人の思い出の場所で

お別れをしましたね。

 

今まで照れて言えなかった”愛してる”

8回も言って消えていきました。

”思い残し”もなく

悠衣に一番言いたかった言葉を言った

直木の表情は、見たことのない繊細な表現で

ああ、そうなるんだろうなあと納得して..

涙が溢れてきて~~泣

佐藤健さんの演技力、凄いと感じましたグッド!

 

また、井上真央さんの現実をきちんと

受け止めて、そこから立ち上がる強さの

ある悠衣を、見事に演じてくれました。

直木が、悠衣の笑顔が好きだと

言ってましたね。

井上真央さんの笑顔が

抜群に可愛いので

それも加味されてたと思いますよキラキラ

 

松山ケンイチさんの存在感のある演技

時々のコミカルな演技も最高に可愛かったグッ

 

ファンタジーラブストーリーだけど

ミステリーもあって

幽霊もいてと、色々でしたが

説得力のある脚本で、とても心に残る

ドラマになりました。

 

幽霊になってしまった直木と

どう向き合えばいいのかを考えて

まず幽霊が見える人と出会い

また、存在を示すために”口笛を吹くこと”

”静電気をだすこと”魚住に乗り移ること”

でした。

 

でも、見えないから目を見て話すことも

手を繋いで歩くことも出来なかった。

それが、やっと最終話で2人は出来ました。

当たり前のことが、こんなに大事だったと

感じさせますね。

 

私は生き返るようなドラマでなくて

よかったと思います。

切なくて、心温かくなるドラマで

まだ余韻に浸っております。

 

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